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by usamari
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幸せになるためのイタリア語講座【Italiensk for Begyndere】

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監督:ロネ・シェルフィグ
出演:アンダース・W・ベアテルセン、ピーター・ガンツェラー、ラース・コールンド
2000年 デンマーク

デンマークはコペンハーゲン近郊のとある町に住む人々が、イタリア語講座を通じて少しずつ人生を取り戻していく物語。
この監督の映画は初めて観たし、デンマークといえばラース・フォン・トリアー、ラースといえば「ドグマ95」!忘れてた存在でした(笑)ドグマ95とは、ラースが提唱した10か条に乗っ取って映画を撮る人たちの誓いみたいなもんかなぁ。音楽を使うな、カメラは手持ちカメラのみ、照明は自然光。といった細かい規則がある。久しぶりにドグマの映画を見たなぁ。

デンマークの冬、陰鬱とした街に住む人々。妻を亡くしたばかりの牧師、お人よしのホテルマン、客に当り散らす傲慢なレストラン経営者、不器用なパン屋の娘、病気の母を抱えた美容師。そんな人々がそれぞれの不幸な事情を抱えつつ週1回のイタリア語講座で交流を持ち、支えあい、人生を少しずつ取り戻していく物語。コメディだと思って観たから、最初からなんかシリアスであれ?と思ったけどどんどんのめりこんで、見終わった後じんわりと満ち足りた気分になりました。

登場人物は皆若くないし、それぞれ色んな事情があってうまく生きていけない人ばっかり。でも、案外近くに幸せがあって人生ってそんなに悪くないっていうのを講座を通して思い出していく。大げさなエピソードもなく、淡々としてるけど心に訴えるものがあって考えさせられたり、大人になってもできる恋愛っていいなって思ったりします。
特に実直なホテルマンと、イタリア娘の純愛は、とても心が温まります。イマドキの高校生でもこんな恋愛しないよ(笑)

人生って何があっても焦ったり、やっきになって何かをしないと幸せになれないわけじゃない。なんとなくでも、少しずつ進んでいけばいいんだって思える映画でした。

幸せになるためのイタリア語講座 オフィシャルサイト

2005.5.30  ★★★★
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by usamari | 2005-05-30 23:50 | あ/か/さ行の映画