movie+music+love=maimai


by usamari
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ハッカビーズ【I HEART HUCKABEES】

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監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:ジェイソン・シュワルツマン、ジュード・ロウ、ナオミ・ワッツ、ダスティン・ホフマン、マーク・ウォールバーグ、イザベル・ユペール
2004年 アメリカ

Story
環境保全団体の支部長を務めるアルバートは、森と沼を救うプロジェクトを前にイラついていた。なんでも揃う便利なスーパー、ハッカビーズのエリート社員ブラッドが、自らの新店舗建築計画とともに参入してきたのだ。まずは気を落ち着けて、偶然出会ったアフリカ人と自分の関係を探ろうと、アルバートは「哲学探偵」の元を訪れる。アルバートの私生活に密着した探偵夫妻は、アルバートの心の中にブラッドへの嫉妬があることを知り、彼に無我の境地を伝授するのだが…。

って、ストーリーだけ書いても全然わからん!実は予告を見たときは、「ハッカビーズ」っていうスーパーを舞台にしたコメディなのかと思ってた・・・・でも・・・・・本当の話は「自分探し」。出てくるキャラクターは全員変人で、でもみんなただ幸せになりたいだけ、っていうコメディのオブラートに包まれた結構哲学的な映画でした。

デヴィッド・O・ラッセルって、嫌いじゃないんだけどどーも時代の先を行き過ぎている気がしてならない。「スリー・キングズ」なんて、モロ今のアメリカの状態じゃん!あの映画作られたの1999年なのに。だから、今見ても「うーん、なんだかよくわかんないなぁ」って思うけど、だいぶ後で見たらなにか納得できるものがあるのかもしれない。

この映画の好きなところは、出演者全員がどこかズレててでも憎めないところと、そのズレてるところがかもし出す不思議な雰囲気。哲学的なことは漠然としかわからないけど、なんとなーく、「あ、そうなのかも」って思わせる何かがある。この雰囲気は、嫌いじゃない。
でも、やっぱり「面白かった!」って素直に思えないし、人に薦めにくい・・・・ビジュアルや音楽、セリフなんか凝ってて面白いんだけどね。話がすっきりしないんだよね・・・。

あとこの映画の見所は、なんといっても豪華な出演陣!しかも全員変人を嬉々として演じてる!私は主役(と言って良いと思う)のジェイソン・シュワルツマンのあの風貌が大好き。いかにも変人、でもなんとなーく知的な雰囲気。彼はなんとフランシス・フォード・コッポラの甥っ子にして、タリア・シャイアの息子という血統書付きの俳優さんなのでした。彼の「天才マックスの世界」は必見です。それに、イヤミなエリートが似合いまくりのジュード・ロウ。彼にはぜひ第二のヒュー・グラントとして頑張って欲しい。ただのハンサムな役はもういいから。ナオミ・ワッツのキレたモデルっぷり、ダスティン・ホフマンの絶妙な間合いとセリフ。イザベル・ユペールが真面目な顔してああいう役をやると、妙に説得力があるから不思議。そして、意外と良かったのが「スリー・キングス」に続いてマーク・ウォールバーグ!石油大嫌い、エコロジストの消防士、なんて変な役だけど今までの彼の映画の中でもベストの演技だったかも。

やっぱりこの映画は、出演者の妙演を見て楽しむ映画なのかも。ダスティン・ホフマンのああいう役、なかなか見れないですよ。あの飄々とした演技。やっぱり名優です。

ハッカビーズ オフィシャルサイト

2005.9.24  ★★★☆
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by usamari | 2005-10-01 16:58 | た/な/は行の映画