アイランド【Island】
2005年 12月 08日
良くも悪くもマイケル・ベイ
主演がユアンとスカーレット・ヨハンソン♪しかもSF、面白そう!でも、、、、監督はマイケル・ベイでしょー。というわけで映画館で見そびれた作品。こないだDVDにて鑑賞。感想は・・・・・普通でしたね。マイケル・ベイにしては良かったかもしれないけど、突っ込みどころが満載で、おとなしく見てられなかった(笑)
まず依頼人と同じあんな精巧なクローンを作って臓器を移植する技術があるなら、病気くらい治せるだろ!と思った。そんなもの作る前に、どうにか病気を治せる技術を優先させたほうがいいんじゃ・・・。しかもあんな管理体制じゃ、遅かれ早かれバレるじゃん!そもそも、臓器提供が目的ならば人間と同じつくりにしなければ、あんな「アイランドにいける」とか、そういう小細工も必要ないでしょ・・・なんて、突っ込んだらキリがない。字幕ナシで見たんだけど、私の理解力が悪かったのかなぁ。ちゃんと見たら、納得できるのかしら。
アクションはまぁまぁ。動きが鈍くて、とにかくユアンに「早くフォースを使え!」と歯がゆかった(アホです)やっぱこの映画の良いところは、主演の二人に尽きるだろうなぁー。話もアクションもイマイチだけど、あの二人の組み合わせは新鮮でした。プライベートは別にして(笑)、スカーレット・ヨハンソンは良い女優です。あのハスキーボイスも若いながら渋くて良い。こういう大作に出るのって珍しいよなぁ。ユアンはもちろん、スカーレットもコメディエンヌとしてイケるんじゃないかなぁ。
笑えたのは、チョイ役(!)のマイケル・クラーク・ダンカンが「I don't wanna die! I wanna live!!」と大暴れしていたところと、コロニーの外に出た二人のとぼけ具合。外の世界を知らない、っていう設定が面白かったかも。バーテンが「straight up」と言ったらまっすぐ上を見上げてるスカーレットが可愛かった。そういえばマイケル・クラーク・ダンカンと並んで「アルマゲドン」組のスティーブ・ブシェミは相変わらず良いです。早口で胡散臭く、この映画の中で一番リアルな「人間」ですね。スカーレットが服を借りようとしたとき、ナースやメイド服が出てきて、「これはメイルオーダーだ」には笑いました。彼は、こういう大作に出てお金稼いで、自主制作で映画作ってるんだよねー。
ま、損しない程度の娯楽大作でした。テンポは良いし、フツーに楽しめます。私はおなかいっぱいだけど。
Story
近未来。大気汚染から守られ、管理の行き届いた安全で快適なコミュニティで暮らすリンカーン。彼やその他の住人にとっての夢は、地上最後の楽園といわれる“アイランド”へ行くこと。そしてその抽選会が毎日のように行なわれていた。だがある日、リンカーンは換気口から入ってきた一匹の蛾を見て、ある疑念を抱く。やがて彼が独自に調査を進めるうち、自分たちは保険契約を結んだクライアントへ臓器を提供するために生かされているクローンで、“アイランド行き”の名の下に臓器を摘出される、という事実を知ってしまう…。
NOTE
監督:マイケル・ベイ
出演:ユアン・マクレガー スカーレット・ヨハンソン スティーヴ・ブシェミ ショーン・ビーン マイケル・クラーク・ダンカン
2005年 アメリカ
アイランド オフィシャルサイト
2005.12 ★★☆
by usamari
| 2005-12-08 16:43
| あ/か/さ行の映画