movie+music+love=maimai


by usamari
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

バッド・エデュケーション【LA MALA EDUCACION】

b0033799_21244371.jpg
魅惑のガエル

ガエル・ガルシア・ベルナルくんのファンだったら、見逃せない1本!なんと監督はあの「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」の鬼才、ペドロ・アルモドバル。感動作も感動だけじゃ終わりません。しかも今回は、恥美的な目くるめく男×男の世界を描くとなったら・・・・!!いやん。

ストーリーは多少ごちゃごちゃしてて、共感も出来ない(無理だろ・・・)ような映画だけど、もうアルモドバルの趣味全開!という感じですごく楽しく見れました(楽しい話じゃないんだけどさ)。どうやら、監督の半自伝的な映画らしい。いつもと同じで、ゲイやドラッグクイーンなんかがいっぱい出てきて、リアル女性はほとんどいない。心理描写も少し甘い気がするけど、心に残る映像やセリフはたくさんありました。愛憎が絡み合い、欲望で突っ走る「男」たちを色気たっぷりに、大胆に演出するアルモドバルはやっぱり鬼才という名にふさわしい監督。

タイトルカットからしてもうステキすぎ。スクリーン・サイズを変えたり遊び心のある映像、アルモドバルならではのキッチュな色使いや大胆なカットなど見所はたくさん。でもやっぱり、一番の見所は女装のガエルくんでは・・・・しかもあんなことやこんなことまで・・・・!おなかいっぱいです(笑)女装のガエルくんはすごく魅惑的でステキ。でも、顔がジュリア・ロバーツに見えてしょうがなかった・・・・ジュリア・ロバーツってやっぱり男顔?(鼻・口が大きいところが共通点)でも、残念なことにプールのシーンでのガエルくんの体型に「??えええー?ぽっちゃりで、足短いじゃん・・・・」と一気に親近感が沸いた私でした(笑)

映画監督エンリケの目はアルモドバルの目。エンリケに自身を投影させているのだろう。ウソをついていると知りながら、好奇心から彼と関係を持ち、その先に何があるのかをじっと見ようとする男。そんな監督の性格が現れているような気がして、とても興味深かった。彼の映画を見るといつも、強烈な「匂い」があるように思える。アクが強く癖があるのに、覗かずにはいられない世界。そしていつまでも心に残る映画になるのです。

Story
1980年、スペインのマドリード。新進映画監督のエンリケは、若くしてすでに成功を収めていた。そんな彼のもとにある日、少年時代の親友イグナシオが脚本を手に突然訪ねてくる。神学校寄宿舎では強い愛で結ばれていた2人だったが、イグナシオの変貌ぶりに戸惑い、疑念を感じてしまうエンリケ。一方で彼は、差し出された脚本の内容に惹き込まれていく。そこには少年時代の彼らの一途で純粋な愛と、それを引き裂く悲劇が綴られていた・・・・。

NOTE
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル  フェレ・マルティネス ルイス・オマール
2004年 スペイン

バッド・エデュケーション オフィシャルサイト

2005.12.17  ★★★★
[PR]
by usamari | 2005-12-18 21:57 | た/な/は行の映画