movie+music+love=maimai


by usamari
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カテゴリ:あ/か/さ行の映画( 45 )

コールド・マウンテン

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監督:アンソニー・ミンゲラ
出演:ジュード・ロウ ニコール・キッドマン レニー・ゼルウィガー ドナルド・サザーランド
2003年 アメリカ

私はこの手の映画は苦手。しかもこのアンソニー・ミンゲラという監督があんまり好きじゃない。「ヘヴン」や「アイリス」なんていい作品の製作総指揮をしているものの、どうせ前作の「イングリッシュ・ペイシェント」(かなり面白くなかった・・・)みたいな作品だろうなぁ、と思って観てみたら・・・・
意外と面白かった!もちろんラブストーリーなんだけど、ラブストーリーだけにとどまらない、ちゃんとした「生活感」みたいなのがあった。

南北戦争によって引き裂かれた二人がどう生きたか、というドラマ。戦争のラブロマンスなんていっぱいあるし、結構苦手なジャンルではあるんだけどそんな中にも必死で生きる女性たちのドラマがあってよかった。何も出来なかったニコール・キッドマンが、たくましいレニー・ゼルウィガーが現れて生活力を身につけるところなど、レニーが出てきてからが断然面白い。鶏でさえも殺せなかったのに、銃まで構えて立派な南部女になっていく。ちょっと「風と共に去りぬ」を思い起こさせる南部魂!南北戦争って、アメリカの唯一の内戦。隣人が隣人を殺すこの戦争の無意味さ、リアルな戦闘シーン、歴史上のアメリカの汚点みたいなものをちゃんと描いていたと思う。監督がアメリカ人じゃないから、外国人から見たアメリカの歴史の視点があったんじゃないかな。

それにこの映画は、色んな俳優が出てます。主役も豪華だけど、突然フィリップ・シーモア・ホフマン、ジョヴァンニ・リビシ、ナタリー・ポートマン、ジェナ・マローンなんかがちらっと出てきます。好きな役者ばっかり!びっくりした。ボーっとしてたら見逃しちゃう。あとなぜか「White Stripes」のジャック・ホワイトが出てた・・・あれ??これ誰だっけ?と思ったら。映画初出演だったそうで・・・なかなかでしたよ!個性のある顔立ちしてるしね。
それにしても主役のジュード・ロウとニコール・キッドマンなんていう美しい顔の二人だと、やっぱり絵になるね!ジュリエット・ビノシュなんて絵にならないです。
あ、ちなみに皆知ってると思うけどドナルド・サザーランドは、今をときめく「24」ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)のお父さんですよ、奥さん!ちなみに私はドナルドお父さんのほうが好きです。

そしてこの映画は、レニー・ゼルウィガーの独壇場。彼女は本当に才能のある役者です。キュートで、たくましくて、南部なまりが似合う(そういえば南部出身だっけ・・・・)ちなみに私は「エンパイア・レコード」の頃からのファンです。

あとどいうでもいいけど、ジュード・ロウの頭が心配・・・・ハ○が進んでるような・・・ああいう顔立ちにはハ○はダメです。やばいです。

コールド・マウンテン オフィシャルサイト

2004.11.13  ★★★★
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by usamari | 2004-11-18 00:31 | あ/か/さ行の映画

オールド・ボーイ

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監督:パク・チャヌク
出演:チェ・ミンシク ユ・ジテ カン・へジョン
2003年 韓国

先日、MTVで最初の10分間を観て、今日観に行きました。やっぱ映画館は違うねー。同じものでも、迫力が違うっていうのを改めて思いました。
とにかくこの映画・・・・うーん。私は割りと面白かったけど、人にはオススメしにくいなぁ。なんていうか、うわーヘンな映画観ちゃったなぁ、っていう感じ。タランティーノが好きそう(笑)賛否両論、というのがわかる気がする。画面から常に「怒り」っていうのがにじみ出ていて、観てて圧倒されるし終わった後疲れる・・・・。

日本の漫画が元になっているだけあって、ストーリーはちゃんとしていて、すごく引き込まれた。ただ、その描き方がすごく変わってる。映像も面白くて、迫力のあるアングルだったりしてはっとさせられるところもある。そして、ものすごーく痛々しくてリアルな描写が多い。グロイというか。なんだか衝撃を受けます。普段、薄味ハリウッド映画を見慣れている人は、こういう映画を観たらすごくびっくりするかもしれない。ああいう商業映画、大作映画っていうのは観客に気を使い、観客にわかりやすく、すごくソフトに作っているから。ハリウッドが早速リメイクするらしいけど、どうするんだろうか・・・・。ある意味今の韓国でしか作れない、韓国でしかわからない衝撃度のような気もするし。

あんまり書くとネタバレになるんだけど、要するにある男が突然15年も監禁されて、なぜ、誰が監禁したのかまったくわからないまま解放されて、復讐に行くという話。観ていくとわかるけど、「なぜ監禁されたか」よりも「なぜ解放されたか」のほうが重要。

人は生きているうちに、自分の身に覚えのないことでも誰かの怒りを買ってるかもしれない。ちょっとしたことでも誰かを傷つけてるかもしれない。あなたは、誰からも恨まれたことはない。そう言い切れますか?

とりあえず、デートにはオススメしません。興味があったら一人で観たほうがいいかも。

オールド・ボーイ オフィシャルサイト

2004.11.8  ★★★★☆
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by usamari | 2004-11-08 23:10 | あ/か/さ行の映画
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監督:行定勲
出演:田中麗奈 妻夫木聡 伊藤歩 柏原収史 三浦誠己
2003年 日本

ヤイコの歌が頭に残ったので、ちょっと観てみた「きょうのできごと」。タイトル通り、色々な人たちのきょうのできごとを淡々と描いています。だらだらと過ごしていた学生時代を思い出すような映画。ジャンルで言うと「青春映画」なのかなぁ。色々な人たちのある時間を切り取って、途中まではだるいけど最後のほうはあー、なるほどこの人たちはこう繋がってるのね、なんて思いました。かといってすごくいいかというと、ちょっと微妙・・・・テーマが若い子向けというか・・・。私年とったのかなぁ(笑)

妻夫木くんや田中麗奈ちゃんの関西弁に違和感があったけど、関西弁の女の子ってかわいいね。なんか愛嬌がある。出演は割と豪華です。ちょい役で山本太郎、池脇千鶴なんかも出てます。山本太郎大好きです。個人的には動物園で「コアラかわいいなぁー」と言っていたヤクザの二人がツボでした(笑)

しかし、なんてこじんまりしてるんだろう・・・まぁ現実なんてこんなもんかもしれないけどね。同じ監督ならやっぱり「GO」が一番いいです。同じような映画なら、昔の映画だけどジム・ジャームッシュの「ナイト・オン・ザ・プラネット」が好き。そういえば、サブタイトルはこれをもじったんだろうなぁ・・・。

きょうのできごと オフィシャルサイト

2004.11.6  ★★☆
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by usamari | 2004-11-06 23:59 | あ/か/さ行の映画

スキャンダル

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監督:イ・ジェヨン
出演:ペ・ヨンジュン イ・ミスク チョン・ドヨン
2003年 韓国

日本で大人気、「冬のソナタ」のペ・ヨンジュン。意外だけど、映画初出演です。そんな彼の選んだのはすごーいエロい役柄!ちょっとびっくりだけど、ぺさんてメガネはずすと目がエロいのねー。私は特にぺさんファンじゃないけど、この映画を観て冬ソナもやれて、ホテリアーみたいなのもやって、こういうエロ役もやれるって結構すごいじゃん!って思った。なんていうか、こなれてます。外見と役柄が意外とぴったり。

李王朝時代の韓国が舞台なんだけど、韓国の歴史モノってなかなか観ないので面白いかも!源氏物語を思わせる、優雅な平安貴族っていう感じで日本人には入りやすいです。衣装や小道具なんかが本格的で、お金かけてます!という感じなのに話がスケール小さくてイマイチでした。ていうか「危険な関係」の韓国版でした。それを知らないで観たので、「あれーどっかで観たことあるぞー」って思いながら観てた。。。やっぱりそうでした。何回も映画化されてるので、飽き飽きしたストーリーなんです。。要するに、純粋無垢な女の子を色仕掛けで落とせるか、というゲームをしている話です。で、ゲームだったのにいつのまにかその子を本気で好きになっていた、という。でもあんなぺみたいなプレイボーイがどうしてあの子にそこまで入れ込むのか、彼女がどうしてあんなプレイボーイに惹かれるのか、その辺の描き方が足りなかったような・・・・・。あんな感じで落ちてしまうなんて、単純なんですね。

なんて辛口ですが、西洋のイメージが強い「危険な関係」を韓国風にしても違和感がなくてよかった。浮いちゃうかと思ったけど・・・。それによく韓国でここまでやった、という性的描写。「挿絵」(浮世絵みたいな)という形もうまいと思ったけど、オープニングシーンからアレですか・・・よかったです(笑)ぺのお尻が!腰が!これは「冬ソナ」でファンになった人にはツライんじゃないかなぁ。さっきからぺの話しかしてないけど、女主人役のイ・ミスクもよかった!彼女はなんていうか「満たされない女」がうまいです。最後の、すっぴんの彼女が一番キレイでした。あと良かったのは音楽。韓国の映画なのに西洋バロック風の音楽が意外と合って、優雅な雰囲気をかもし出してました。
話はたいしたことないけど、昔の韓国の優雅な様子も興味深いし、うまい役者のおかげで安心して観れます。

スキャンダル オフィシャルサイト←ここで流れてる音楽が良いです!

2004.10.29 ★★★
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by usamari | 2004-10-31 23:17 | あ/か/さ行の映画

殺人の追憶

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監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ キム・サンギョン パク・ヘイル

いやー、久々にすごい映画を観ました。
舞台は1986年の韓国。実際にあった猟奇事件を題材にした刑事の話です。観る前は、ただのミステリーだと思ってました。でも、かなり違うものでだった。なんていうか・・・・心にずっしりくる。コミカルな要素もあり、犯人探しであり、そしてゾっとするミステリーでもあるんだけど観た後のやるせなさが残る。そして、「殺人の追憶」というタイトルが、見た後に理解できてやけに重く心に残ってしまう。

証拠捏造、拷問をする主人公は肉体派でかなり人間臭い刑事。カッとなりやすい相棒と地元で捜査し、失敗ばかりする。ソン・ガンホという一度観たら忘れないこの役者、やっぱりうまいです。顔はよくいるおっさんなんだけどなー。存在感抜群。
対する頭の切れる刑事はスマートで、でもだんだん主人公に感化されていって、そしてラスト・・・。リアルな刑事モノではないんだけど2人の刑事の情熱や挫折がすごく伝わってくる。
当時の韓国の情勢、国民を守りきれない国家体制の暗部、人間の弱さと強さ。そして見えない犯人、見えない恐怖。そういうものをセリフじゃなく映像できっちり見せるこの監督は、若手ながらびっくりするくらいうまい。前作の「ほえる犬は噛まない」レンタルして見そびれたんだけどもう一回借りてみます。

ちょっとテンポの悪いところ、上映時間の長さの不満はあるもののそんなことは気にならない。脚本がいいのはもちろんだけど、こんなに印象に残るシーンを撮れるなんて。ラストの情緒的な農村の風景に、ソン・ガンホのなんとも言えない表情・・・ほかにも靴、雨、歌、少女の絆創膏など小物も効いてる。そして、韓国映画をみていつも思うのは役者たちのリアルさ。私はあんまり韓国映画を見慣れていないし、顔で区別がつくのはほんとに限られた役者しかいないからか妙に癖のある役者が多くて、顔を知られていない分本当に自然に見える。この映画は特に、役者がカッコつけていないところがいい。

ハリウッド映画を見慣れている人は不満に思うかも知れない。犯人が捕まっていない事件だから、スカっとするのを観たい人には薦められない。でも、韓国にもこんなに見事なドラマを作れる監督がいるんだ、っていうのを知って欲しい。すごく大胆な見せ方だけど、人間の感情など繊細な部分もいっぱいある映画でした。ホントに、久々のヒット。今年ナンバーワンかもしれない!!
「殺人の追憶」オフィシャル

2004.10.24 ★★★★☆
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by usamari | 2004-10-26 01:03 | あ/か/さ行の映画