movie+music+love=maimai


by usamari
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カテゴリ:ま/や/ら/わ行の映画( 15 )

映画館で見そびれたこの作品。サントラまで買って準備万端だったのに(笑)

カンヌで上映されたとき、かなり批判されたらしく、評価も賛否両論。でも、私は好き。マリー・アントワネットという人物を通して複雑な歴史を見せる、というよりもただの女の子のお話、という感じでメルヘンチックなのがさすがソフィア・コッポラ。徹底していて良いです。やっぱ私はソフィア・コッポラの感覚が好きなんだなぁ。

世界中で、ダイアナ妃の次に有名であろうマリー・アントワネット。浪費家で頭空っぽのお姫様、そして悲劇のヒロイン。14歳でフランス皇太子へ嫁ぎ、18歳で最高の権力と財力を得てしまったらこうなってしまうんじゃないか、と思ってしまうけど。。。若いときなら朝まで遊んで、自分のしたいことして、ってやりたいよね。っていう、マリーに共感するように作られた映画。フランス革命なんて有名すぎて、ほとんど割愛。マリーの知らないところで突然暴動が起きてこうなってしまった。。。という感じ。

とにかくもう、全ての画面のドレスやら靴やらお菓子やら小物やら、かわいくってしょうがない!!本物のベルサイユ宮殿で撮影されただけあって、まさにメルヘンの世界。シンデレラとか、ディズニープリンセスを思い出してしまった。色調をパステルトーンにして、甘い甘いプリンセスの日常を監督らしく描いていてほんと萌えます(笑)映像はたまりません。

淡白でオタクで不器用なルイとセックスが出来ないことが悩みの種。子供ができないせいで不感症といわれ、宮廷内でバカにされて、鬱憤を晴らすように遊びまくるマリー。あれ、現代の奥さんと変わらなくない?(笑)でも後半は、財政が厳しいといわれダイヤモンドや宝石類はもういらない、とか国民に頭下げたり、最後まで夫と一緒にいる、と言い切ったり、ちゃんと成長しています。

確かに全てがさらっとしすぎているけど、ところどころに一瞬ハっとするシーンが入っています。サントラも良く、映像もかわいく、キルステン・ダンストもハマっていてそれだけでも、もう満足。特にラストシーンが最高に良い!

夢見心地とはまさにこのことだな、と思う。ちょっと切ない青春映画という感じ。これは、確かに頭の堅い批評家のおじさんたちにはわからない感覚だろうな(笑)

2007.9.9 ★★★★★
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by usamari | 2008-01-25 15:03 | ま/や/ら/わ行の映画
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今日は原宿のヘアサロンついでに、渋谷へフラフラ行ったので、ついでに映画観ちゃいました。今年のカンヌグランプリ、ケン・ローチ監督最新作です。しかし、シネ・アミューズ狭いよなぁ・・・いい映画ばっかりやってるのに、小さすぎ・・・

1920年。アイルランドのイギリスからの独立と、内戦を描いた作品。イギリス軍による弾圧がすさまじい。冒頭から、スポーツを楽しんでた主人公達に軍が銃をつきつけ、英語を話さない若者を処刑する。反乱軍を匿っていると思われる家には火をつける。拷問。最初はその戦いに疑問を持つ主人公も、不当な弾圧と情勢に耐えられなくなりリーダー的存在の兄と共に戦い、講和条約が締結される。が、その後条約反対派と賛成派の内戦で、兄弟が、大切な友人が、敵味方に分かれてしまう。

最初は、対イギリス軍でとてもわかりやすい。でも、内戦は何のために戦っているのかもわからない。隣同士、一緒に戦った者同士が敵味方に分かれ、兄弟でさえその犠牲になってしまう。南北戦争を描いたアン・リー監督「楽園をください」を思い出しました。

国の文化、アイデンティティ、土地、家族を守るため、友人を守るため、様々な理由があっても暴力は暴力しか生まず、復讐の連鎖は続き、それは世界各地で今でも続いている。他国との戦争の後は、必ずと言っていいほど内戦が起こり、同胞同士が殺しあうような悲劇を生む。

イギリス人のケン・ローチは緑深いアイルランドを舞台に、名もない人々の悲劇を丁寧に描いている。歴史は繰り返し、今イギリスがしていることにも警告を鳴らしているのではないかと思う。

ケン・ローチの映画を観ると、いつも「空気が乾いている」という印象を受ける。どんなにウェットで、ドラマティックな話であろうと、なんだかさらっとしていて、乾いた空気が漂う。なのに、忘れがたい程心に深くじーんときてしまうから不思議。。。。

北アイルランドでは、未だにイギリス領土があり、全島独立派とイギリス派に分かれている。イラクでも対アメリカではなく、内戦によるテロで沢山の犠牲者が出ている。南北に分かれた朝鮮半島、中国に属しない台湾、常に混乱している中東情勢。今でも、この映画と同じような事が起こっている事実。

心にずっしりと、重い映画でした。

NOTE
監督:ケン・ローチ
出演: キリアン・マーフィ ポードリック・ディレーニー リーアム・カニンガム オーラ・フィッツジェラルド
2006年 イギリス/アイルランド/ドイツ/イタリア/スペイン

麦の穂をゆらす風 オフィシャルサイト

「麦の穂をゆらす風」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

2006.11.27 ★★★★★
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by usamari | 2006-11-28 00:25 | ま/や/ら/わ行の映画

M:I:Ⅲ

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とりあえず、こういうアクションは映画館で見ないとね!ということで、全く期待せずに見に行きました。1作目のブライアン・デ・パルマ、2作目のジョン・ウーに続き今回はTVドラマ「LOST」の監督、J.J.エイブラムス。「LOST」のような、ドキュメンタリー感のある映像が特徴的でした。クリアな映像の1作目、完全にトムのプロモーションビデオだった2作目より、今回が一番オーソドックスな「スパイ映画」のような映像作りだったような気がする。

しかし・・・・これ、すでに「ミッション・インポッシブル」じゃないっすよ。スパイじゃないもん。チャーリーの出てこない「チャーリーズ・エンジェル」のほうがまだスパイ映画です。まず、スパイは家族持っちゃいけません。別物の映画になっちゃうよ・・・・「トゥルー・ロマンス」とかね。今回は、イーサンが結婚するところから始まります。で、奥さんが悪者に拉致られて、救いに行くという。
・・・・ふつーのアクション映画じゃん。

ストーリーはまぁアレですが、この映画の好きなところは色々なところへの潜入作戦。スパイグッズやチームワークを駆使してのミッションは、見ごたえありです。結構長い映画ですが、テンポが良いので飽きないし。

そして、悪役を演じたフィリップ・シーモア・ホフマン!完全なサド。しびれますね。大好きです。表情を全く変えないところがまたキモさ満点。彼のアカデミー受賞作「カポーティ」はまだ途中までしか見ていません・・・・が、かなりうまいです!!!ほんとに。確か今年の秋に日本公開予定です。

腐ってもトム、オーラのある男は違います。トム様オーラ出まくり。しかし、奥さん役の人がどーもケイティ(リアル奥さん)に似ていてなんだかなぁ・・・という感じ。あまーいラストといい、夏のデートムービー!という感じですね。そういえば、何気に、ジョナサン・リース・マイヤーズが出ていて嬉しかったっす。

こういう映画は、突っ込みどころ満載でも、迫力ある映像とテンポ良く一気に見せてくれれば、問題ありませんね。そういえば、今ダン・ブラウン(ダ・ヴィンチ・コードの作者ね)の「天使と悪魔」を読んでいるんだけど、あの小説はヴァチカンが舞台。そしてこの映画の中でヴァチカンに潜入するシーンがあって「おぉ!ヴァチカンってこんな感じなんだ」と全く関係ないことを考えていました(笑)

NOTE
監督:J・J・エイブラムス 
出演: トム・クルーズ フィリップ・シーモア・ホフマン  ヴィング・レイムス マギー・Q  ジョナサン・リス=マイヤーズ
2006年 アメリカ

Story
超一流のスパイとして活躍したIMFのエージェント、イーサン・ハント。現在は引退し、教官として優秀なスパイの育成に務めていた。私生活でもフィアンセの看護士ジュリアとの結婚を控え、充実の日々を送っていた。そんなある日、イーサンのもとにIMFから新たなミッションが届く。教え子である女性エージェント、リンジーが悪の組織に拘束されてしまったのだ。さっそく同僚と共に救出へ向かうイーサン。やがてそんな彼の前に、国際的な闇ブローカー、オーウェン・デイヴィアンが立ちはだかる…。

2006.7  ★★☆
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by usamari | 2006-07-15 23:36 | ま/や/ら/わ行の映画
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大好きなウディ・アレンの新作!イチ早く見てしまいました♪去年のカンヌでも話題になってましたよね。

今回は、近年のウディ作品らしからぬ、シリアスで緊張感のある映画でした。ロンドンの上流階級が舞台の、欲望と愛に挟まれた男の運命。ストーリーはシンプルで、ある男のたどる運命、がテーマなんだけど、彼は元テニスプレイヤー。で、「マッチポイント」というたとえが出てくるわけです。

神経質でしゃべりすぎな男は影を潜め、落ち着いてわざとクラッシックにした作りや、NYからロンドン、Jazzからオペラへと舞台をがらっと代えての本作。これだけ今までのパターンを崩しても、やはりハっとするシーンや感情的なシーンではウディだなぁ、と思う部分も多く、さすがです。最後まで持続する緊張感も、やりすぎではなく心地よい。

この映画はなんといっても、スカーレット・ヨハンソンが素晴らしい!の一言に尽きる。もちろん、主人公のジョナサン・リース・マイヤーズもいい仕事してるけど、彼女の魅力の前ではかすんでしまう。目がスカーレットにクギヅケ。こんなに美しく危険な魅力を放つスカーレットを見たのは初めてかも。クラシカルな外見に、イノセントな魅力っていうのが今までのイメージだったけど、これは間違いなく男を惑わす、ファム・ファタルにぴったり。この映画の彼女を見るだけでも、価値はあるでしょう。さすが「世界で一番セクシーな女優」ですね。昔から好きだったけど、これから年を取ったらもっともっと魅力が増して、どんなことになってしまうんでしょ・・・・ワクワク(笑)

豪華で、将来の保障された暮らし。sweetな奥さん。それでも、男はああいう女に弱い。彼のたどった運命とは・・・・彼は果たして、マッチポイントに勝ったのか、負けたのか??偶然は彼に味方をしても、罪は一生彼の中に残る。

「さよなら、さよならハリウッド」「メリンダとメリンダ」に続いて見たけど、これが間違いなく一番いい出来です。もちろん、肩の凝らないコメディとしての映画もいいけど、ディープで緊張感のあるこういう映画も好きです。ただ、キャラクターに感情移入しにくいのでGreat!!とは言いづらいかな。。。。期待しすぎた部分もあり。

イギリス英語がちょっと聞き取りにくい部分もあったけど、ストーリーがシンプルなので比較的わかりやすかったです。日本公開は多分今年の秋、たぶん恵比寿ガーデンシネマかな?

スカーレットに惚れて、次回も彼女を主人公に「スクープ」という映画を作ってしまったウディ。結婚しなきゃいいけど(笑)

NOTE
監督:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リス・マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン 、エミリー・モーティマー、マシュー・グッド
2005年 アメリカ

Match Point Official site (English)

2006.5.20 ★★★★
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by usamari | 2006-05-20 20:29 | ま/や/ら/わ行の映画
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実在のポルノスターと殺人

ヴァル・キルマーって、昔から苦手な俳優。でも、この映画のヴァル・キルマーはすごく良かった。ドラッグ中毒で、めちゃくちゃで、「落ちぶれたポルノスター」という役はぴったりだった。ポルノスタージョン・ホームズが関連した、1981年に実際にあった殺人事件を描いたこの映画。80年代ってなんかかなり懐かしい雰囲気。こういうテーマの映画は好きです。

コラージュや80年代の音楽、暴力的でドラッグまみれのパーティ、演出なんかはかなりよかった。実際のところ、事件はすぐに解決しなかったみたいだけど、この映画ではかなり筋が通ってて、もう犯人はわかりきってるよね。ラストその後の人たちがどうしたか、っていうところで出てくるけどそんなもんで済んじゃうの?!って思った。4人殺して、1人重症を負わせたのに。

途中の同じ事件を違う人物から聞き再現させていく、という構成は面白い。どちらが正しいかはすぐわかるけど、あの状況じゃあどっちもどっちだよね。どっちもろくでなしのジャンキーだし。そんなのに翻弄される警察って・・・・。そんなもんかなぁ。

なんか見たことあるぞ?!と思ったらケイト・ボスワースだった。10代のかなりヤバめの女の子役だったけど、違和感ないねー。あ、でもまだ23歳か。可愛い。リサ・クドローはかなり老けちゃって、でもやっぱり私の中では「フレンズ」のフィービーだから変な感じ。他にも実はジャニーン・ガロファロとか、クリスティーナ・アップルゲイト、ティム・ブレイク・ネルソンとか出てた。ちょこちょこっと豪華キャスト。てか、キャリー・フィッシャーが出てたのに全然気づかなかった・・・レイア姫はどこにいたの??一番びっくりしたのは、パリス・ヒルトン!わお。セリフは一言、10秒くらいしか出てないのにしっかりクレジットが・・・さすがパリス。パーティには欠かせないしね。

特に面白い!というものではないけど、実話好きな私には普通に楽しめました。当時のハリウッドの暗部、というのも興味深かったです。見にいこうか迷ったけど、DVDで正解。

Story
1981年、ロサンゼルス・ハリウッドのワンダーランド通りで4人の惨殺死体と危篤状態にある一人の女性が発見される。最初は麻薬がらみのありふれた事件と思われていた。ところがやがて70年代に絶大な人気を誇ったポルノ王ジョン・C・“ジョニー・ワッド”・ホームズと大物ギャングのエディー・ナッシュの関与が取り沙汰されるようになると、ハリウッドの暗部をさらけ出す事件として全米中の関心の的となる。関与を否定するホームズ本人に加え、事件当日彼と一緒にいた恋人のドーン、そして別居中の彼の妻シャロンらが警察の尋問を受ける。が、それぞれの証言は食い違い、事件の闇はますます深まってゆく。

NOTE
監督:ジェームズ・コックス
出演:ヴァル・キルマー、ケイト・ボスワース、リサ・クドロー、ジョシュ・ルーカス
2003年 アメリカ/カナダ

ワンダーランドオフィシャルサイト

2006.1.28  ★★★
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by usamari | 2006-01-28 21:18 | ま/や/ら/わ行の映画
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ブリブリJLo.

タイトルは原題のままです。多分変更になるだろうけど。てか、これ公開するのかなぁ・・・・?

人気もステイタスもあるタレントの息子と結婚することになったジェニロペが、お姑さんに色々結婚を妨害される、という「嫁vs.姑」のコメディ。お金持ちのお姑さん役に、なんとあのジェーン・フォンダ。実生活では「反戦派」リーダーで、堅物?なイメージの女優さんですが、お嫁さんにあの手この手で意地悪する「意地悪ばあさん」役なんて!まぁ、してもおかしくなさそうですが(笑)
いやー15年ぶりくらいに映画復帰なのに、この映画かぁ・・・。もったいない。

うーん、はっきり言って今までのロマコメと何が違うの??って感じ。ジェーン・フォンダがアホなアイドルの女の子(思い切りブリちゃんぽい)にブチキレたりするところは面白かったけど・・・・。しかも・・・・・ジェニファー・ロペスがさぁ・・・・。”ものすごくいい人”なジェニロペはもういいです(ファンの方ごめんなさい)。「メイド・イン・マンハッタン」とか、「貧乏だけど心優しい女の子なんですぅー」なんて・・・・・。あり得ない。思い切って、悪女役とかの方が良いんじゃない?あのしゃべり方とかもう、思い切りウソっぽい・・・って感じでした。

監督は「キューティー・ブロンド」のロバート・ルケティック。あの映画はまぁ、リースちゃんが可愛かったし良かったけど。この映画も、別の若くてイヤミのない女優さんなら良かったかもね?まぁ、ジェニロペ好きな人なら退屈しないで見れるかな。

※誤解のないように、私はジェニロペの音楽は結構聴きます。PVもキレイなので見入っちゃいます。でも演技は・・・・・もう映画はいいんでない?

NOTE
監督:ロバート・ルケディック
出演:ジェニファー・ロペス ジェーン・フォンダ
2005年 アメリカ

2005.11  ★★
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by usamari | 2005-12-26 00:41 | ま/や/ら/わ行の映画

Ray/レイ

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誰もが聞いたことのある名前、「レイ・チャールズ」の半生を描いた映画。私はジャズやR&Bに詳しくないので、レイ・チャールズ自体をただ「すごい人」だっていう印象しかなくて、この映画を見て初めて知ったことが多かった。彼は映画の完成直前に亡くなってしまった。

レイの音楽は、どの曲もレイ・チャールズ自身やその時代を反映している。そして「盲目の黒人」というハンデを見事に克服し、尊敬される人物となった原点は母親の「愛」だった。時折出てくるフラッシュバックで彼の子供時代が出てくるが、このレイの母親は素晴らしく聡明で強く、彼女の教えが彼の成功を支えた。盲目だからといって甘えるな、自分の足で立て、騙されないよう勉強をしろ・・・・・そして、小さい頃に死んでしまった弟のトラウマを克服したとき彼は本当に「自分の足で立つ」ことが出来るようになった。

音楽、酒、女、クスリ。天才は時にもろく、自分を見失うことがある。そんな時に彼の妻ビーは家庭の素晴らしさを教え忍耐強く彼を見守り、支え、クスリを絶つきっかけを与える。この妻との関係をもっと掘り下げたらよかったかなぁ、とも思う。

音楽は素晴らしく、ジェイミー・フォックスもレイ・チャールズそのもの。生きているレイ・チャールズをじっくり見た覚えがないので、レイ・チャールズがどういう人かということについてはうろ覚えだけど、ジェイミー・フォックスという人の影がまったく見えないのがすごいと思った。まったくの別人!「愛と青春の旅立ち」「モハメド・アリ」のテイラー・ハックスフォード監督は手堅く丁寧に作り上げたと思う。ちょっとキレイすぎて大衆ウケを狙っている感じもするが、見ていて飽きることはなく安定感があった。

どうでもいいけど、会社にレイ・チャールズそっくりの同僚がいます。黒人で長身、常にサングラスをかけ蝶ネクタイで、レイ・チャールズのしぐさとそっくり!!ジャズピアノや、楽器は何でもできるみたい。実は彼こそ、ジェイミー・フォックスを超えていると思う・・・・(笑)

Story
ジョージア州の貧しい家庭に生まれたレイ・チャールズ・ロビンソン。彼は、病弱ながらもけなげな母アレサによって弟と仲良く育てられた。だがある日、弟が溺死してしまう。そしてレイも7歳の時、視力を失った。1948年、17歳になった彼は、バスでシアトルへ旅立った。そこで間もなくピアノの才能を認められたレイはバンドのツアーに参加し、盲目の天才と呼ばれるようになる一方で麻薬に溺れ始める。それでも52年にはレコード契約を結び、やがてゴスペル・シンガーのデラ・ビーと運命の出会いを果たすレイだったが…。

監督:テイラー・ハックスフォード
出演:ジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントン、クリフトン・パウエル、ハリー・レニックス
2004年 アメリカ

Ray/レイ オフィシャルサイト
2005.11.12 ★★★★
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by usamari | 2005-11-12 22:48 | ま/や/ら/わ行の映画

Mr.&Mrs. Smith

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命がけの夫婦ゲンカ

今話題のカップル、ブラピ&アンジー。この映画で知り合って、今付き合ってるとか付き合ってないとか・・・・・この映画を見る限り、いやあんたたち絶対デキてるでしょ!と思わずにはいられないシーン満載でした。

話は単純、異国の地で知り合った2人はたちまち恋に落ちる。が、実はお互いプロの殺し屋。ずっとそれを隠して結婚してたけど、ある日ターゲットが同じになり、お互いが邪魔になり仕事のライバルになってしまう・・・・という。典型的なハリウッド映画ですね。

結婚6年目、最近マンネリ気味で刺激がないわ・・・という悩みは誰もが同じ。やっぱり刺激は必要、でもこの二人の場合は普通の刺激じゃない。殺るか殺られるか、命がけだからこそ刺激も強く結びつきも強くなる。最近マンネリな夫婦はぜひ見て欲しい(笑)やっぱりこれくらいしないとね(ウソです)

お互いの結婚に仕事を持ちこまず、ひたすら隠す二人の生活が面白い。超豪邸の台所から、アンジーのナイフやら銃やら、武器がこれでもかと隠されていて秘密の要塞みたい。ブラピは離れの倉庫の地下に隠し、お互いごまかしの生活。セリフも結構おかしくて、前半はもう絵に描いたような、表面的「幸せな夫婦生活」。「夕食は7時よ」「いつもいいタイミングに帰ってくるのね」「君の料理は最高だよ」。でも、後半お互いの秘密がバレた後は「君の料理は最低だ!」「実は前に結婚してたんだ」「はぁ?その女の社会保障Noを教えなさいよ・・・・・別に殺さないから!」一緒に敵陣に向かう最中にこの始末。

とにかく全編に渡ってブラピとアンジーの痴話げんか。ものすごい死闘を繰り広げた後のあのシーンは、ほんと失笑。ていうか、ブラピさんこういうシーンがやりたいがために、この仕事引き受けたでしょ?ね、絶対そうでしょ?

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↑ ↑
こういうシーン。てか全編こんな感じなんですけど・・・・。ブラピはこういう映画出ないと思ってたけど、やっぱりアンジーの魅力は偉大です。

話はどうしようもないけど、アンジー姉さんはほんっとキレイでした。たまりません。スタイリッシュなファッションも良くお似合いで、もうブラピなんて霞んでしまいます。やっぱりアンジーのお相手にブラピじゃ役不足だよなぁ。「狂っちゃいないぜ!」のビリー・ボブくらい、アンジーより存在感がないと。ビリー・ボブと比べたら、ブラピなんてお子様ですよ。お互いに銃を構えるシーンの、アンジーの美しいことといったら!!!同じようなアクションの「トゥームレイダー」はどうしたの?っていうくらい美しくなかったけど・・・・。

あ、デートムービーとしてオススメだけど、カップルで見に行って彼氏がアンジーにメロメロになっても責任は持ちませんのであしからず。

NOTE
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、アダム・ブロディ、ケリー・ワシントン、ウィリアム・フィクトナー
2005年 アメリカ

Mr.&Mrs. Smith オフィシャルサイト
2005.10.3  ★★☆
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by usamari | 2005-10-10 15:49 | ま/や/ら/わ行の映画

マシニスト【Machinist】

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監督:ブラッド・アンダーソン
出演:クリスチャン・ベール、ジェニファー・ジェイソン・リー、アイタナ・サンチェス=ギヨン、ジョン・シャリアン
2004年 スペイン・アメリカ

これは予告でガリガリのクリスチャン・ベールを観た瞬間、映画館で見ようと思ってて観そびれてた1本。DVDをもらったので早速観てみました。なぜか字幕がデンマーク語・スウェーデン語しかなくて、デンマーク語で見ました(笑)

機械工のトレヴァーは、1年間も眠れない。体重は減り、幽霊みたいな顔に同僚も心配する。だが、彼の周りで同僚が事故にあったり書いた覚えのないメモが家にあったり、奇妙なことが続く。誰かが自分を落としいれようとしていると、だんだん精神を病んでいき・・・・。

こういう手の話、私は大好きです。なんていうか目に見えない恐怖がじわじわとにじみ出てくる演出が良い。書いた覚えのない「ハングマン」のメモ、不気味な同僚、悪趣味な遊園地のお化け屋敷等。血のしたたる冷蔵庫も怖い。「なぜ眠れないのか」という理由が最後に明らかになるが、その理由よりもそういった精神的な怖さにこの映画の面白さがあると思う。

この監督の前作「セッション9」もそうだったけど、オチ自体はたいしたことないんだけどそこへ持っていくまでの描き方がすごくうまい。そこまで引っ張る力がある。この「マシニスト」は前作よりさらに細かいところへ伏線を張り、あぁなるほど、とすっきり納得が出来るような感じ。

とにかくクリスチャン・ベールのやせ方が異常で、30kgくらい体重を落としたらしい。もう、骨と皮だけ。死んじゃうよ。「ブリジット・ジョーンズの日記」のレニー・ゼルウィガーよりすごい(笑)その後さらに「バットマン ビギンズ」でかなり体重増やしてるし、命がけだなぁ・・・・。彼は「アメリカン・サイコ」といい、こういう役がすごく合ってる。精神的におかしい演技が最高にうまい(褒め言葉です)

ネタバレになるので詳しくは書けないけど、途中でだいたいオチはわかってしまう。それでも、最後のハングマンゲームの答えを観た瞬間私はぞーっとしました。とにかく、ちょっとした出来事、映像が精神的な怖さを煽る。

この映画観ると、ダイエットしたくなくなるかも(笑)

※ハングマンってあんまり日本人にはなじみがないけど、英語の文字あてゲーム。ブランクにアルファベットを入れて文字を完成させるんだけど、間違えると絵に線を足していき、男が首を吊るっていうちょっと過激なゲームでこういう映画に出てくると不気味さ満点。

マシニスト 公式サイト

2005.7.2  ★★★★
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by usamari | 2005-07-11 22:23 | ま/や/ら/わ行の映画
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監督:ウェス・アンダーソン
出演:ビル・マーレイ オーウェン・ウィルソン ケイト・ブランシェット アンジェリカ・ヒューストン ウィレム・デフォー
2004年 アメリカ

私の大好きなウェス・アンダーソンの新作。と言っても、公開してからだいぶ日が経っちゃったけど・・・・待ってた甲斐がありました。やっぱり、私は彼の作品は好きです。

昔は有名だったけど、今は売れない海洋ドキュメンタリー作家ズィズーが、自分の起死回生をかけて親友を殺した幻のサメ「ジャガーザメ」を追う・・・・という海洋アドベンチャー(?)と見せかけて、実は家族や人との関わり、初老の男の哀愁なんかを描いたコメディです。我侭で尊大な主人公ズィズーが、ある事件をきっかけに自分や家族を見つめなおしていく物語。

この人の映画は、いつも感想に困る。なんとなーく笑えてなんとなーく切なくて、なんとなく訴えかけるものがある・・・「なんとなく」っていう感覚。すべがストレートじゃなくて、押し付けがましくない。もしかしたら、この監督はすごくシャイなのかもしれないなぁなんて思う。でも、映像や音楽はすごく凝っていて自分の趣味全開!細部までこだわった画面がセンス良くてステキです。どこのシーンを切り取っても、「ウェス・アンダーソン印」という感じ。潜水艦のデザイン、想像上の海洋生物たちのデザイン。チームズィズーのおそろいの赤いキャップと作業着。前回はベン・スティラーと息子がアディダスジャージスタイルだった。今回アディダスと提携したっていうスニーカーは本当にあるらしい!!めちゃめちゃ欲しいです(笑)

前回の「ロイヤル・テネンバウムス」では天才一家の栄光と挫折、再生を描いていたけど今回は本当の家族というより主人公のチームワークのお話。個性の強い人が揃って、そのメンバーだけでもかなり笑える。この映画に出てくるキャラクターたちはものすごく変人ばっかりで、すっとぼけぶりがほんとおかしい。

こんなに豪華な俳優達なのに、単館系っていうのがどうかと思うけど、そんなもんなのね。ケイト・ウィンスレットはこういう映画ってどうかなーと思ったけど、意外となじんでた(笑)今まで見た映画の中で、一番若々しくてカワイく見えた。アンジェリカ・ヒューストンはさすがです。もう、ああいう役をやらせたら天下一品。あんな人、実際いたら怖いけどね(笑)あの存在感は、ケイト・ウィンスレットでもまだかないません。我侭放題の子供のようなビル・マーレイ、しっかりした好青年のオーエン・ウィルソンももちろんうまいし、一番おかしかったのは、ウィレム・デフォー!あの顔だから悪役が多かったけど、こういうコメディもすごく間が良くていい。さすが芸達者な俳優だなぁ。ジェフ・ゴールドブラムも出てます。

全体的に80年代っぽい雰囲気で、わざとインチキっぽい映像。アニメーションで作ったあり得ない海洋生物たち。変な行動ばっかり取る登場人物。最後は不本意ながら、ホロっときてしまいました。ゆるい脱力系の映画なのに、実はそれさえ計算してきっちり作ってる映画です。癖があるので万人ウケしないけど、ウェス・アンダーソン作品の中では一番オススメかも。


ライフ・アクアティック オフィシャルサイト 非売品アディダススニーカーの写真が!!

2005.6.25 ★★★★☆
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by usamari | 2005-07-02 23:32 | ま/や/ら/わ行の映画