movie+music+love=maimai


by usamari
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<   2005年 08月 ( 12 )   > この月の画像一覧

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監督:クリス・ケンティス
出演: ブランチャード・ライアン、ダニエル・トラヴィス

Story
スーザン (ブランチャード・ライアン) とダニエル (ダニエル・トラヴィス) はやっとのことで得た休暇で南の島にダイヴィングに出かける。しかし他のダイヴァーたちと共にダイヴを楽しんだ後、海上に浮かんだ二人の前からはボートがいなくなっていた。ボートのクルーのダイヴァーのカウント・ミスにより、二人はサメの出没する海の真っ只中に取り残されてしまったのだ‥‥

ダイビングの器具だけで、海に取り残されたら??怖いことこの上ないっ。私は海や山が苦手なので尚更怖かった。話は「ジョーズ」+「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」といったところでしょうか。。。粒子の粗い家庭用デジカメで撮った映像が、ドキュメンタリー風でかなりリアル。
「ジョーズ」はサメがメインだったけど、この映画はサメはトラブルの1つ。他にも脱水症状、クラゲ、肉体的・精神的ダメージetc....が重なっていく様子はじわじわと怖さを煽る。

この映画はものすごい低予算で作られて、全米第一位をゲット。多分シンプルなのがウケたんだろうなぁ。シンプルすぎる気もするけど、リアルさはハンパない。実は実話がベースになってるらしいんだけど、出来事はほとんどフィクション(想像)じゃないだろうか?

ジョーズやモンスター映画を子供とワイワイキャーキャーいって楽しむものだとすると、この映画はかなり大人向き。海で衰弱していく様子をただただ撮り続ける。でも、それがほんとに怖いんだって。一番最後のオチ?も一瞬ゾっとした・・・・。

そういえば、低予算のためCGが使えなくて、ホンモノのサメの群れの中で撮影したとか。あんなウヨウヨしてるところで、俳優さんよく無事だったなぁ・・・・。
海だけに、夏に見るにはちょうどいいかも!でも映画館で観るにはちょっともったいないかなぁ。。

こういう状況になったとき、自分は恋人(夫・妻)を守れるだろうか?と考えてしまう映画です。

オープン・ウォーター オフィシャルサイト

2005.8.29  ★★★ 
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by usamari | 2005-08-29 23:30 | あ/か/さ行の映画
最近、「恋の門」と「下妻物語」を続けて観ました。

いやー両方とも面白いね!
こういうサブカル系はやっぱ日本映画だね。オタクとロリータに、恋愛と感動も入れてミックスした感じだ。

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この映画は何と言っても酒井若菜がめっちゃいい!!この子はこんなにハジけられる子だったんだ。個性があってかわいくって、オタクにはたまらんだろうなぁ・・・・。監督の松尾スズキもかなりハマっちゃったんじゃないかなぁ。彼女の演技だけでもう満足満足。これからが楽しみな子です。

この映画は入り口がすごく変わってるけど、でも実はストレートな恋愛映画。ちょっとエロいところもいいですね(笑)台詞回しとか間とかが、かなり笑わせてくれます。これは劇団で培った演出なのかな。って松尾スズキの舞台見たことないけど。細かいところがもうほんっとおかしくって、風俗店の「綾波レイはじめました」「綾波レイ終わりました」の看板がツボでした(笑)

松田龍平はまだまだ固いけど、珍しい役だし演技の幅が広がったかな。色んな俳優がちょこちょこ出てて、(ほんの一瞬の田辺誠一とか)オタク文化も楽しめて、忌野清志郎のミュージカル風も楽しめるし色んな楽しさが詰まった映画でした。
私この映画好きだわ。

★★★★   恋の門 オフィシャルサイト


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茨城県は下妻市、ロリータ街道まっしぐらの女子高生とバリバリヤンキーの友情物語。色んなストーリーの見せ方も凝ってて(アニメだったり)各カットが漫画みたいに楽しいけど、これはキャラクターの勝利ですね。フカキョンのロリータファッション、かわいすぎ。土屋アンナもハマりすぎ。演技はまぁまぁとしても、ビジュアルでもう満点。

違う環境にいるもの同士が、色々あって成長し、友情を育ててくっていうよくある話なんだけどそこにロリータとヤンキーを持ってくるところがさすがですね。しかもなぜ下妻??っていう。かわいさと妙な感じが外国人にもウケそうな映画ですね。展開は読めるけど最後まで飽きさせず、女の子同士の友情ってちょっとステキよね、なんて思ってしまった。ブリブリの女の子のくせに意思がはっきりしていて、結局デザイナーにはならず、わが道を行くフカキョンのキャラクターが潔くて良いです。オススメ!

★★★☆下妻物語 オフィシャルサイト

こういう映画を観ると、日本映画もまだまだイケてるじゃん!と嬉しくなってしまいますね。たまには映画館でも観ないとね!
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by usamari | 2005-08-29 20:39 | あ/か/さ行の映画

台風の次は・・・・

地震の次は台風です・・・・
次は何がくるんだろう・・・・

うちは築○十年のかなーり年季の入った木造の家なので、いつ壊れてもおかしくありません。毎回毎回、地震、台風のたびに怖くて仕方がない・・・・・
今ものすごい雨と風で家中がガタガタいってます。

あ、そういえばR25見てたら面白いサイトを見つけました。

Google Map

マウスでドラッグすると、地図を自在にスクロールできます。しかも、衛星写真も見れる!!これはすごい。今のところ、細かく見れるのは東京だけみたいだけどたとえば○○区 ラーメンとかキーワードを入れるとそこが出てきます。なんか面白くて色々見ちゃった。地方や外国のも、早く見れるようにならないかなー。そしたら万里の長城や、エッフェル塔なんかも真上から見れる!

他にも3D化したGoogle Earthや月の地図Google Moonなんかもあるらしい。東京にお住まいの方は、住所検索してみては?
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by usamari | 2005-08-26 00:07 | diary

地震

昨日、地震がありましたね!
皆さんはどこにいましたか?

私は会社の、ビルの9Fにいました。そのビルは耐震対策か非常に揺れるので、かなりやばかったです・・・・昨日の地震は揺れが長かったため、普通に船酔い状態になってしまいました。一応机の下に隠れましたが、収まってよかったです・・・・。ほんとに。

最近地震が多すぎ。今年になってから、何回も「生まれて初めてこんなに大きい地震を体験した!」というくらいの揺れを体験してます。だんだん記録更新していくので、次はもっと大きい地震になりそうで怖い。

防災プロの地震対策ショップ

そろそろ、こういうのを用意しておかないとダメですね。
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by usamari | 2005-08-17 23:38 | diary
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監督:クァク・ジェヨン
出演:チョン・ジヒョン チャン・ヒョク キム・テウク チャン・ホビン
2004年 韓国

「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」の監督、クァク・ジョエンのこれまた切ないラブ・ストーリー。私は割りと「猟奇的な彼女」は好きなので、友達からDVDを借りて見てみました。

うーん。。はっきり言って、長い。前半のテンポのよさと、後半のバランスが良くなくてすごく長く感じてしまった。途中、もういいよーまだ終わらないの?と思ってしまったくらい。主役のカップルが何で付き合い始めたのか等が良くわからず、感情移入しにくかった。彼女の仕事をわかっているのに、わざわざ危険な現場に行くなんて自業自得じゃん!とか。後半は「セカチュー」とか「今、会いに行きます」みたいな展開で、こういう話が苦手なので途中で飽きてしまった・・・。

強引な展開と粗の目立つ脚本ではあるけど、最後までぐいぐい引っ張る力はさすが韓国映画。小道具も効果的だし日本の同じような映画より、出来がいいと思う。ただ、力技で泣かせようとする演出はもうカンベン・・・・大げさな音楽にもげんなり。感動的な場面のX-Japanはどうなの??びっくりしたよ。音楽の統一感もなさすぎ。

でも、この映画の一番のウリはなんといってもチョン・ジヒョンちゃん!前編出ずっぱり、警察官の制服も楽しめてチョン・ジヒョンちゃんファンにはたまらないんじゃないかな?かわいくて魅力あるよね。女優はかわいいのに、俳優は・・・・?「猟奇的な彼女」もそうだけど、なんかぱっとしない。「初恋のきた道」がチャン・ツイィーのための映画であるように、これもチョン・ジヒョンちゃんのための映画だと思う。

ちょっと私には向かない映画だったかなー。ジヒョンちゃんファンにオススメします!

僕の彼女を紹介します オフィシャルサイト

2005.8.15  ★★
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by usamari | 2005-08-15 20:18 | た/な/は行の映画
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監督:ロバート・ロドリゲス フランク・ミラー
出演: ジェシカ・アルバ  ロザリオ・ドーソン イライジャ・ウッド ブルース・ウィリス ベニチオ・デル・トロ  マイケル・クラーク・ダンカン 
2005年 アメリカ

やっと見れましたシン・シティ!アメリカのDVDで見ました。英語字幕がついてたから何とかなった・・・・。日本公開は秋頃だそうです。日本に入ってくるの遅いなぁ。

架空の都市・シン・シティの色々な対立をアクションシーン満載で描くコミックが原作の映画。話は3本くらいあって、年老いた刑事対あくどい政治家とその息子、彼女を殺された男の復讐、娼婦と警察の対立。そのアクションシーンがかなり面白くって、大笑い(笑)やっとロバート・ロドリゲスらしくなってきた。「スパイキッズ」なんてお子様向けだったけど、この映画は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のようなむちゃくちゃさを思い出す。なんと、タランティーノも一緒に監督やってるとか。ますます「フロム~」だな。

まず、モノクロの無声映画っぽい映像に赤や黄色の色彩だけキレイにくっきり映し出す映像がコミックの世界っぽい。あり得ないアクション、なかなか死なない登場人物たち、「悪」がはびこる街の雰囲気はゴッサムシティ以上。また、強い娼婦達がステキです(笑)

しかしこのキャスト・・・・すごいよなぁ。他にもミッキー・ローク、ジョシュ・ハートネット、ブリタニー・マーフィー、クライヴ・オーウェンなんかも出てます。ほんっと良く集めたなぁ。それぞれが絡むシーンは少ないものの、ちょっとしたところで有名な役者が出てて面白い。私的には、イライジャ・「フロド」・ウッドがツボでした。狂ってる殺人者だけどあの雰囲気、「不気味なハリー・ポッター」って感じです。ハリポタの主役の子に少し似てるよね。イライジャが若かったら、間違いなくハリポタは彼がやってたよ(笑)あと、日本でもお馴染みのモデル、デヴォン青木の役も良かった。問答無用でキル・ビルのように日本刀で切りまくり!!

いやーほんっとこの映画笑えるし、映像も凝ってるし、話も単純だけどなかなか面白いしオススメです。ゲームやコミックが好きな人向けかな。

シン・シティ オフィシャルサイト

2005.8.13  ★★★☆
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by usamari | 2005-08-14 22:03 | あ/か/さ行の映画

梅酒

夏といえば梅酒ですね。

最近梅酒にハマり気味な私。
昨日はMegと銀座はコリドー街にある「芋蔵」というお店へ行き、しこたま梅酒を飲みました。

ぐるなび 芋蔵 銀座店

ここは、梅酒もそうだけどとにかく焼酎の種類が多い!!焼酎好きにはたまらないんじゃないかなぁ。軍鶏、黒豚のメニューも多く九州の美味しいお酒・ご飯が食べられるところ。おなかいっぱいで全然ご飯食べてなかったんだけど、今度はちゃんと食べたいなぁ。だけど、「百年の孤独」とか「魔王」、「野うさぎの走り」なんて焼酎本当にいつも置いてあるんだろうか・・・・。
Megはいつも梅酒とチェイサーにビールを頼んでて、ほんと面白い(笑)口が甘くなるからビールが必要なんだって。

その後は親戚のお店でバランタイン17年ものを水割りで頂きました。うまい・・・。30年ものも飲んだことあるけど、やっぱり安い居酒屋のウィスキーとは違うね(当たり前)

というわけで、またまた呑んべえの週末でしたとさ。
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by usamari | 2005-08-09 22:15 | diary

CODE46

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監督:マイケル・ウィンターボトム
出演:ティム・ロビンス サマンサ・モートン  オム・プリ
2003年 イギリス

STORY
近未来の上海では、 パペルと呼ばれる、 選ばれた者のみ持つことのできるパスポートが違法に取引されていた。依頼によりその捜査に乗り出した、 "共鳴ウイルス"の服用を許されているため相手の嘘を見破れる男、 ウィリアムは、 すぐにパペル発行会社社員のマリアが犯人だと見破った。しかしその後彼がとった行動とは…。

マイケル・ウィンターボトムが描く、近未来を舞台にしたラブストーリー。ストーリーだけだとミステリー?と思うけど、近未来の産み出した切なくはかないラブストーリーだった。

この映画は話を追うというより、映像に酔う映画。映像がとてもクール!あの近未来の上海の映像は、どう作ったんだろう。上海にあんな道路ないよね?そして、「パペル」を持たない者、規定を破った者は街の外に追放され、街の外はまるで中近東の砂漠のよう。
言葉も英語、中国語、なぜかスペイン語にフランス語と色々な言葉が普通に飛び出す。最初は違和感があっても、そのうち違和感がなくなる。色んな人種がいて、世界の国境がなくなることを表してるのかな。

音楽と映像がピッタリハマって、不思議な世界を作り出す。光を「公害」とする近未来は、昼間でも淡い光の中で生活する。全体的に暗いトーンなのに、暗さを感じさせない映像。微妙な光がとても印象的。

ティム・ロビンスは「宇宙戦争」で狂った初老の男を演じてたと思ったら、こっちではかなりリッチでエリートな男を演じている。こうやってみると背も高いし、ステキだよね。さすがです。サマンサ・モートンは相変わらずイノセントで不思議なオーラを持った女性。無邪気で小悪魔的で、小動物みたい。

監督のマイケル・ウィンターボトムは作品ごとにテーマが変わって引き出しのいっぱいある人。どの作品にしても独特の世界観を持っていて、大好きな監督の一人です。サントラのセレクトもいつもセンスがいい。中でも「イン・ディス・ワールド」と「24アワー・パーティ・ピープル」はかなりお気に入りの作品です。

主人公達の心の動きがわかりにくいから、ストーリーでのめりこめないところもあるけど、映像を見てるだけでも価値のある映画だと思います。でも、後半からラストにかけては、禁断の愛だからこそ刹那的な心情が伝わってきて苦しかった・・・。一番最後の「i miss you」でCOLDPLAYの曲がかぶるシーンが良い。美しい映画でした。

オフィシャルサイトがなくなってしまった・・・・COLDPLAYの曲が流れて、ステキなサイトだったのになぁ。

2005.8.6  ★★★★
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by usamari | 2005-08-08 00:38 | あ/か/さ行の映画

カフェとバリ

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私はアイスコーヒーが好き。
しかも絶対ブラック。1日に何杯も飲んで、気持悪くなることもしばしば。。。。
でも、1日1杯は飲まないと落ち着かない。


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サロンの帰りに、表参道・ハナエモリビルの向かい側の道路をちょっと入ったとこにあるカフェ「unmarble」へ寄りました。久しぶりにカフェ「LOTUS」へ行こうと思ってたのに、その手前にあるここに思わず入っちゃった。ここはすごーく落ち着ける。手前のテラス席だったんだけど、奥のソファ席も良さそうだった・・・・。今日はチーズケーキセット食べたけど、美味しかった!!今度はご飯も食べたいなぁ。

青山あたりで髪を切ると、こういう美味しくておしゃれなカフェでゆっくりした時間が過ごせて、なんか贅沢。なかなかこういうところ行かないからね・・・・。


その後は、新宿で会社の同僚えみちゃんと待ち合わせしてえみちゃんの彼氏、その友達と4人でご飯。予約してくれてたのは、新宿は野村ビルB1にある「BALILax」というバリレストラン。

BALILax THE GARDEN Shinjuku west



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ここは、内装がとにかくすごい!バリって行ったことないけど、こういうホテルあるんだろうなぁ。すごくステキ。で、結婚式もできるみたい。奥にはゆったり過ごせるソファ席もあるし、和みます。私達は外側のテラスにいました。夏っぽいけど・・・・暑かった(笑)



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えみちゃんの頼んだロングアイランドアイスティー。花火つきでギャルっぽい(笑)



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私はインドネシアのビール、バリハイ。ちょっと薄味だけどなかなかです。
ご飯も美味しかった!って、途中から飲みに徹してしまって、ほとんど食べてないんだけど・・・・今更おなかすいてきた。飲んじゃうと食べれないよね。

東京って、美味しくておしゃれなところいっぱいあるよね。東京に住んでるくせにあまり行ってなかった。休日インドア派の私だったけど、最近良く出かけてます。こういう休日の過ごし方っていいよね。

さ、これから映画見て明日はMegと銀座に繰り出します!
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by usamari | 2005-08-07 23:58 | diary

25時 【25th hour】

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監督:スパイク・リー
出演:エドワード・ノートン フィリップ・シーモア・ホフマン バリー・ペッパー アナ・パキン
2002年 アメリカ

N.Yの監督、スパイク・リーが9.11後のN.Yを折り混ぜながら描いたドラマ。

ニューヨーク。ドラッグ・ディーラーだったモンティは、何者かの密告で麻薬捜査局に逮捕され、保釈中の身だった。そして、25時間後には7年の服役のために収監される。その現実に打ちひしがれる彼は、馴染みの店で最後の夜を明かそうと2人の親友、高校教師のジェイコブと株式ブローカーのフランクを誘う。また一方で、恋人ナチュレルが密告者ではないかと疑惑を募らせるモンティ。こうして、彼のシャバでの最後の夜が始まるが…。

昔のスパイク・リーからは考えられないほど、洗練されていて大人なドラマだった。途中途中で、怒りのパワーが溢れる描写もあるけど、基本的に静かで内面を深く掘り下げた超「個人的」な話。ドラッグディーラーが捕まるのは自業自得だし、同情の余地もないけど収監=人生の終わり、という現実。一回刑務所に入ったら、もう入る前の自分ではなくなり全てをなくしてしまう。その痛々しさがすごく伝わってきた。

自分勝手なくせに憎めないエドワード・ノートン。苛立ち、不安、悲しさ、そんな感情をうまく演じていてさすが。なで肩で一見弱そうな男なのに、「アメリカン・ヒストリーX」のようなコワモテも違和感なく演じられ、今一番の演技派俳優かもしれない。対する親友の気弱な高校教師役はフィリップ・シーモア・ホフマン。彼以外に考えられないほどの適役。「ブギーナイツ」「マグノリア」「ハピネス」でもそうだけど、気弱でモテなくて、妄想だけは人一倍の役は彼以外に考えられません。いや褒め言葉です(笑)意外なのがバリー・ペッパー。顔がタイプじゃないので名前は知っててもノーチェックだったんだけど、この映画では彼の作品の中でも1番の演技じゃないのかな。一番いい味出してた。あれ以上でもあれ以下でもない、ギリギリの演技。すごい。

私はスパイク・リーが好きだ。時に過激で、言いたいことが多くて饒舌になり、too muchな脚本を書く。彼の映画ははっきり言って冗長すぎると思う。でも、彼はすごく情熱的で才気溢れ、まっすぐに映画を作ってる気がする。しかも、普通あまり見られないような内容の映画ばかり。彼の映画でなければ知ることのできなかったN.Yの内面を、これでもかと見せ付ける。

そしてもうひとつの主役が「9.11後のN.Y」。グランド・ゼロの映像をあんなにはっきりと見せた映画があったろうか。あの跡地を見ながら、もうすぐ収監され二度と会えないであろう親友を思い、酒を酌み交わす。このシーンと主人公がトイレの鏡に向かい怒りをぶつける場面は、鳥肌が立つくらいの凄みがある。

スパイク・リーのN.Yへの愛情と嘆きがそこかしこに表現されていて、胸を打ちます。
ラストも、あれで正解。痛いけど、自分のやったことの罪は自分しか償えないのだから。

25時 オフィシャルサイト

2005.7.30  ★★★★★
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by usamari | 2005-08-06 22:49 | た/な/は行の映画