movie+music+love=maimai


by usamari
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

<   2007年 07月 ( 5 )   > この月の画像一覧

最近DVDで観た映画たち

DVDで観た映画たち。。。

●ラストデイズ
ガス・ヴァン・サント監督がまたまた作りました。実験?映画。
もーーー前作「ジュリー」だっけ??が久々に寝た映画だけあって、これはどうかなぁと思いましたが。。。ニルヴァーナのカート・コバーンをモデルに、「ロックスターが自殺するまでの3日間」がテーマなだけに、とりあえず最後まで観れました。でも、やっぱりセリフもほとんどなく、ずっとブツブツダラダラしている映画なので正直面白くはなかったな。もうすこし観客を楽しませてくれー。カート?を演じたマイケル・ピットはほんと似ていて、時折ハっとしてしまった。カートが生きているかのよう。。。。そういう意味では良かったのかな。

★★☆


●レント
ミュージカルモノがそんなに好きではない私。
ブロードウェイで有名になったレント。

曲のひとつひとつがステキで、心に来るものがありました。が、ストーリーはどうでしょう。うーん。80年代末だからっていうのもあるかもしれませんが、エイズ・・・自分はエイズで、たまたま好きになった下の階の女の子もエイズ。たまたまケガをした人はエイズでゲイ、それを助けた相手もドラッグクィーンでエイズ。現実にあることだったのかもしれないけど。。。どうしても、「チーム・アメリカ」の冒頭のシーンを思い出してしまう(このRENTをおちょくったミュージカルシーンから始まるんだけど、皆エイズだ!という歌(笑))

死ぬ間際まで、人を愛して、愛されて死にたい。それは理想だけど・・・・あんなにストレートに、愛に夢に生きるっていうのはもう難しい年頃の私。なんだか、うらやましくなってしまった。素直にこういう映画を見れなくなった私は、ひねくれ者??

★★★☆


●セレブの種
インサイド・マンといい、ここ最近のスパイク・リー監督作品は、あまり好きになれず・・・・テーマも面白いし、熱いモノは感じるんだけど、ストーリーの構成がやや散漫な印象。見せ方は相変わらず面白いんだけどね。「25時」までは良かった。

これは、エンロンに代表されるような内部告発、黒人社会の中での差別、精子提供の倫理性、といったことがテーマ。

テーマを詰め込みすぎて何が言いたいのか良くわかんなくなってしまった、というのが正直な印象。それもまた彼の特徴だけど、昔はテーマが1つで、それに対して言いたいことが沢山で散漫になっちゃったよ!という感じだったのだけど。

レズビアンのカップルに、精子提供をする。種だけ植えて親権放棄してしまえば、違法ではないんだろうけど、道徳的・倫理的にどうなの?!という。・・・・でも、レズビアンの彼女達も幸せだったらいいんじゃないかなぁ。ある意味人助け、だもんね。

最終的に、主人公はレズの元彼女、その彼女2人共に子供を産ませて、家族5人で幸せに暮らしましたとさ、という。家族の形や幸せはそれぞれ、ってことなのかもね。

★★★☆


●ダーウィンの悪夢
1匹の魚から、アフリカの現状を切り取ったドキュメンタリー。

アフリカ、世界第二位のビクトリア湖に外来種である「ナイル・パーチ」という肉食魚を「誰か」が放流したことにより、在来種はいなくなり、生態系が崩れた。が、白身の美味しいナイル・パーチは食用としてヨーロッパ・日本などに高値で輸出、地元は潤い、大産業となる。今となってはこの魚ナシではビクトリア湖のあるタンザニア・ムワンザは失業者で溢れてしまう。ナイル・パーチに頼りきる人々。

そのため社会格差が生まれ、ストリート・チルドレンが町に溢れる。ストリート・チルドレン、輸出貨物のパイロット、パイロットに群がる売春婦、魚肉加工会社のガードマン、漁師、ナイル・パーチに関連する人々を追ったドキュメンタリーだが。。。

正直、私はピンと来なかった。もっともっと考えさせてくれる内容のものかと思ったけど、タンザニアだけではなく、アフリカ全体に広がる貧富の差や紛争の問題は、魚が悪いわけでもないし、じゃあなにが原因かまでは踏み込まず、どのインタビューも全体的に浅い印象。魚と輸出、そしてその輸出国ヨーロッパからくる貨物機に武器が積んであるという「憶測」の批判、こじつけのようにしか思えないところもある。

生のアフリカ、として現地の映像はとても興味深い。高価なナイル・パーチは地元民は食べれず、加工した残骸を集めて干して揚げて町で売る。その干すシーンがもう、衝撃的。ドロドロで、ウジの沸きまくっている魚・・・・画面から悪臭が漂ってくるよう。おぇ。

アフリカの色々な問題を提起するのであれば、ナイロビの蜂」「ホテル・ルワンダ」「ブラッド・ダイヤモンド」などのほうが考えるきっかけになっているのではないか。映画として優れている、というのは大事。ドキュメンタリーだったら、もう少し踏み込んで欲しかった。

ただ、梱包材を燃やした煙を麻薬代わりに吸ったり、売春、両親がなくケンカばかりしているストリート・チルドレン達の現状は、監督フーベルト・ザウパーの客観的な目線が胸を打った。

★★★☆


●王の男
韓国史上最悪の暴君として韓国で今も語り継がれる実在の王、燕山君(ヨンサングン)をモチーフに、その暴君に気に入られたことで運命を狂わされていく2人の芸人の姿をドラマティックかつ絢爛豪華に綴る歴史巨編。

もちろんその芸人たちはフィクションなんだろうけど、このヨンサングンという王様がまたすごい。チャングムよりちょっと前の時代の王様らしいけど、、、そういう意味で、歴史モノとしてとても興味深かった。

そして、独特のその時代の「芸」。コメディや高度な曲芸を組み合わせたショーは、とても面白かった。それぞれのキャラクターを演じる役者がまたすごくて、主人公の芸人としてのプライドを持った男、そしてヨンサングン役の俳優の狂いっぷり、トリハダが立ちそうでした。
物語りも丁寧で、画面も迫力があった。

こういう韓国歴史モノはいいね!

★★★★☆
[PR]
by usamari | 2007-07-30 20:43 | 映画あれこれ
もしかしたら、シリーズの中で一番期待していたかも(1作目以外では)。なんせ、ハリーが反抗期になってかなりダーク&複雑な内容になっているので、見ごたえがあるんだろうなぁと。

私は原作大ファンなので、そのおさらいをしている気分だったけど、これ、原作読んでない人には物足りないんではないだろうか。。。説明というか伏線がなさすぎる。まぁ、原作が長すぎるのでまとめるのは無理か。関係ないと思われるところは本当にバッサリ切ってしまい(ロンとハーマイオニーが監督生になるところや、クイディッチシーンは全くナシ)、この先の展開に関係ないのかもしれないし、良くまとめたなぁ。と。

冒頭からすでに登場人物の説明はなく、みなさん知ってますよね??という感じで始まるので覚えてない人は戸惑うかも。でも不死鳥の騎士団のメンバーくらいちゃんと紹介してあげてもよかったのでは(笑)

でもやはり、ハリーらの成長が著しく、もう青年のような外見なので14歳と言われても・・・・苦笑。という感じ。変人なはずのルーナが思ったより可愛かった。そして、脇を固める俳優陣はもう安心して観れる名優揃いなのでその豪華感も楽しい。しかし、ヴォルデモートがレイフ・ファインズって顔にその面影全くなくて、レイフである必要があるんだろうか。

もう少し、ハリーやダンブルドア校長、ロン、ハーマイオニーの心理描写が深かったらよかったかな。あまりにも展開が速く、いろんなことが次々に起こるので感情移入がしにくい。

最高傑作!ではないけれど(てか、ハリポタ映画に最高傑作ってある??)原作ファンとしては想像を映像で楽しめたということで、よかったのでは。でも、そろそろお子様にはキツい映画になってきているな。複雑すぎてもうついていけないよ、きっと。

余談ですが、私はウィーズリーの双子が大好きです。あの二人が学校を去るところを、もっともっとかっこよく盛り上げて欲しかった。

★★★☆
[PR]
by usamari | 2007-07-30 20:27 | た/な/は行の映画
b0033799_20122575.jpg


いやーーー良かった。

ペドロ・アルモドバルの最新作。主演のペネロペ・クルスと脇を固める6人の女優が全員カンヌで女優賞に輝いた、というウワサの映画。

ストーリーに関しては、予備知識ナシで見たのですが、それがまた良かったのかも。アルモドバルなら、ハズレなし!というのが改めてわかった。

スペインはラ・マンチャの村の女性達はたくましく、したたかで、美しい。ストーリーはサスペンス、母と娘の確執と許容、そして帰郷への想い、今までのアルモドバルにしてはそこまで変質的でもなく、観やすい作品。冒頭から、あれっ!こう来るか!!と良い意味で期待を裏切られ、テンポ良くストーリーが進んで行き、クギヅケになって思わずラストでは泣いていました。

とんでもないことが起こっていても、彼の映画はそれがサラっとエピソードのひとつ、伏線のひとつとして描かれ、根底にあるテーマがしっかりしているから、ブレることがない。どんなにシリアスなことが起こっていても、コメディのように笑えるかと思いきや次のシーンは残酷な場面だったり、感情の揺さぶり方が名人芸です。

相変わらずカメラワーク、色使いも冴えていて、いくつかのシーンははっとするほど。だから、彼の映画は印象に残るシーンばかり。ペネロペの胸を真上から撮り、包丁を洗うシーン。お母さんが、ベッドの下から娘の足を見ているシーン。真っ赤な血の色。などなど。ペネロペが、ボルベールという歌を歌うシーンは素晴らしい。

ペネロペ!!!トム・クルーズの元彼女、ちょっとカワイイけど・・・あまり好きじゃないなぁと思っていたら!!もう、すごい女優さん。今まで気づかなくてごめんよ。と謝りたくなった。容姿の素晴らしさもさることながら、深みのある演技、感情の表し方に圧倒された。やっぱり英語での映画より、母国の映画がいいんだろう。どんなにみすぼらしい格好をしても、画面に出ているだけで、魅力がスクリーンからあふれ出てくるような女優。

各キャラクターが立っているので、他の女優もそれぞれが主演のよう。それぞれ深みがあります。女は、色んな秘密があり、色んなことがあるけどやはり母親は強く美しい。途切れることのない、母親の愛情を感じます。

ペネロペのスタイル、ファッション、靴がとってもステキだった・・・ため息が出る。あー、この映画について好きなところが沢山ありすぎて、大変。ほんと、アルモドバルの映画は後を引くな・・・。

★★★★★
[PR]
by usamari | 2007-07-30 20:11 | た/な/は行の映画

坐骨神経痛

お久しぶりです。

お仕事も決まり、さぁこれから!という時に、腰を痛めてしまい。
医者に行ったら「軽い坐骨神経痛です」とのことです。

うーーーん
腰の病気とは無縁だっただけに、痛いのなんのって。
腰が痛いのってこんなに大変だったのね。
世の中のおじいちゃんおばあちゃん、大変だね。日常生活がこんなに不便になるとは。

くしゃみをすると激痛。
前かがみになれないので、床のモノが拾えない。足のつめが切れない。
ジーンズなどパンツがはけない。
座っているだけでだるい。

しかも、健康保険がなかったので病院がバカ高かった。
まぁ、この痛みに比べたらしょうがないか。

お仕事は来週月曜日からにしてもらいました。

健康って、大事ですね。。。
[PR]
by usamari | 2007-07-30 20:07 | diary
b0033799_04356.jpg


不幸な事故によって息子達をなくした夫婦の、喪失の物語。

ジョン・アービングの原作らしく、さらっとした空気とユーモアに包まれながら、どうしようもない深い喪失感を描く秀作。たぶん、この夫婦は息子の死の前からすでに関係が終わっていたんだろう。ただ単に、その事故がきっかけになっただけ。

新しい場所、新しい幼い娘とやり直すフリをしていたけど、どうしても出来なかった妻。時に子供っぽく、妻にどう接していいかわからない夫。男と女の感じ方の違いかもしれないけど、本当にお互いを信じて、家族というものを求めているのならば、乗り越えられたはずの事ができない。乗り越えても、もう同じ方向を向いていなかった。

ひとつひとつのエピソードがとても良く出来ていて、印象に残る。
特に作家の夫の「この世には開けてはいけない床のドアがある。そんな世界に子供を産んでいいかどうか迷う母親と、産まれていいのかと悩む胎児」の象徴的な話が印象的。人生の中で、誰にでも、開けてはいけない扉がある。わかっていても、いつかは開けてしまうであろう扉。その向こう側には、その人にしかわからない悲劇がある。

浮気を繰り返す夫。夫の助手の、若い男の子と浮気してしまう妻。見て見ぬフリをしながら、家族は続けていけない。幼い子供を産んだことを後悔し、親権を放棄し去ってしまう母親。自分を守るためにはそれしかなかったんだろう。子はかすがいにならない。夫婦って、一体なんだろう。

やっぱりキム・ベイシンガーは素晴らしい女優だ。そこはかとなく漂う色気、女性らしさ、表情だけで見せる深い寂しさ。彼女が去った後も、彼女の存在感の大きさに驚く。無邪気で賢い子供を演じるのは、あのダコタ・ファニングの妹!!末恐ろしい姉妹だ・・・。

ジョン・アービングの作品は、共感できる話は少ないものの、表面的にはユーモアを装いながら時にハッとするようなセリフ、エピソードがあり、私のお気に入り。おそらく人生に対しての真実であろう言葉が、さらっと出てきて色々考えさせられる。

扉を開けたとき、一人の人間であることを悟る。そして、一人で生きていかねばならないことに気づき、誰のものでもない、「自分の」人生を再生する。

個人的にはサイダー・ハウス・ルールよりオススメの、大人の作品でした。

2007.7.10 ★★★★☆
[PR]
by usamari | 2007-07-11 00:22 | た/な/は行の映画