人気ブログランキング | 話題のタグを見る

movie+music+love=maimai


by usamari
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

わぉ

気がついたら、最後の記事から4ヶ月!!

もう6月かぁ。。。
怒涛の半年。ジェットコースターのようなのぼりくだりの連続でした。

昨日、深川不動堂へ行ってお参りしてきましたが、、、今年は厄年なのです。それも納得するくらいの急激な変化。流れに逆らわず、うまいこと波に乗っていきたいところだけど。。。

とりあえずこれからの目標は「職探し」。
なんでもいいんだったら何でもあるんだろうけど。

-----近況-----

6・5 東京ドームでレッチリのコンサート行ってきます。
8月はサマーソニック2日間参戦決定!

一番最近見て良かった映画は
「プルートで朝食を」
久々にニール・ジョーダン見ました。お勧めです。

今ハマっているのは
アメリカン・アイドル。第六シーズンの優勝者、アメリカではもう決まったので見てないうちに知ってしまって愕然としているところなんですが。

最近は、下町エリアで過ごしていることが多く、日中は隅田川沿いで本を読んだり日光浴、ボーっとしてたりしています。ちょっとお散歩して月島ブラブラ、両国の美味しいビールレストラン行ったり散策してます。

ちょこちょこ更新するよう頑張ります!
# by usamari | 2007-06-03 15:14 | diary
グアンタナモ 僕達の見た真実_b0033799_23474556.jpg

「無実の青年たちは、テロリストとして2年以上も拘束された。絶望的な日々の中、希望を捨てず戦い続けた彼らが、自由を掴むまでの真実の物語。」

イギリスに住むムスリムの若者4人が、テロリストの疑いをかけられ、拘束され、キューバのグアンタナモ湾にある米軍基地に送られ、そこで過ごした日々を詳細に描いた映画。

もちろん実話で、彼らのインタビューを元にドラマ部分が入ります。人権を無視した虐待、拷問。軍による尋問は、コメディ??と思うくらいバカバカしい。オマエはテロリストだ、と責め続け、証拠をでっち上げ、精神を痛めつける。全体的に緊張感があり、見終わった後どっと疲れが出ました。

人質にされたり、アルカイダに惨殺された日本人もいましたが、どんな理由であれ無実の人をああいう形で拘束するのは許されないこと。”テロ撲滅”という大義名分のある国家に対して、個人の無力さを思い知ります。

「イン・ディス・ワールド」や「ウェルカム・トゥ・サラエボ」の監督らしく、訴えかけるものが強く、心に残ります。

今でも、グアンタナモには”疑わしい”という理由だけで、不当に500人もの人が拘束されています。あの基地が閉鎖されることを祈ります。

オフィシャルサイト

2007.2 ★★★★☆
# by usamari | 2007-02-20 23:50 | あ/か/さ行の映画

nomination of Academy Award

速報!
79回アカデミー賞ノミネート主要5部門。

------------------
◆作品賞
バベル
ディパーテッド
硫黄島からの手紙
リトル・ミス・サンシャイン
クィーン

◆監督賞
クリント・イーストウッド(硫黄島からの手紙)
スティーヴン・フリアーズ(クィーン)
ポール・グリーングラス(ユナイテッド93)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(バベル)
マーティン・スコセシ(ディパーテッド)

◆主演男優賞
レオナルド・ディカプリオ(ブラッド・ダイヤモンド)
ライアン・ゴズリング(Half Nelson)
ピーター・オトゥール(Venus)
ウィル・スミス(幸せのちから)
フォレスト・ウィテカー(The Last King of Scotland)

◆主演女優賞
ペネロペ・クルス(ボルベール<帰郷>)
ジュディ・デンチ(Notes on a Scandal)
ヘレン・ミレン(クィーン)
メリル・ストリープ(プラダを着た悪魔)
ケイト・ウィンスレット(Little Children)

◆助演男優賞
アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
ジャッキー・アール・ヘイリー(Little Children)
ジャイモン・ハンスゥ(ブラッド・ダイヤモンド)
エディ・マーフィ(ドリームガールズ)
マーク・ウォルバーグ(ディパーテッド)

◆助演女優賞
アドリアナ・バラッザ(バベル)
ケイト・ブランシェット(Notes on a Scandal)
アビゲイル・ブレスリン(リトル・ミス・サンシャイン)
ジェニファー・ハドソン(ドリームガールズ)
菊地凛子(バベル)

---------
菊池凛子ちゃん、すげー。硫黄島からの手紙、やったね。驚いたのは、リトル・ミス・サンシャイン。確かに良い映画でノミネートされて嬉しいけど、こんなに大量ノミネートされるとは。アビゲイルちゃんは、助演女優賞だし!びっくりだわ。

超お勧め映画ディパーテッドからは、ジャック・ニコルソンじゃなくてマーク・ウォルバーグ。納得!!マークの演技もハンパじゃなかったっす。だんだんいい味出す俳優になりました。マット・デイモンよりだいぶ好きです。そして、そろそろマーティン・スコセッシに賞をあげたいところ・・・・無冠の巨匠っつーのもカッコイイけど。

なんとレオは、「ブラッド・ダイヤモンド」でのノミネート。ジェニファー・コネリーと共演のこの映画も評判いいっすねー。

作品としては、ビヨンセ「ドリームガールズ」とイギリス「クィーン」がやっぱ観たい。ペネロペちゃんがノミネートされている、ペドロ・アルモバルの「ボルベール」も早く観たい。実力派フォレスト・ウィッテカーの映画も気になる。

うううーん。
また楽しみな季節がやってきました。今年は大作、小作品とバランスが良いのでは。イマイチ興業的にはパッとしないものが揃っている感じだけど・・・作品賞で「ボーラット」くらいのユーモアが欲しいね。あ、それはMTVムービーアワードでやるからいっか。
# by usamari | 2007-01-24 00:48 | 映画あれこれ
ディパーテッド 【The Departed】_b0033799_039667.jpg


departed=死者、故人
これは、足を踏み外した死者たちの物語。そして、マーティン・スコセッシの復活の映画。

どうせ、インファナル・アフェアのリメイクでしょ?とあまり期待をせずに見たこの映画。いやーびっくり。いい意味で裏切られました!インファナル・アフェアがエモーショナルでウェットなドラマだとしたら、これはアメリカンスタイルのギャングスタムービー。別物になってます。自分は、香港スタイルでできない、ということをわかっているマーティン・スコセッシは、バックグラウンドを「アイルランド系アメリカ人のギャング映画」ということにし、自分の得意なスタイルでこの映画を作り上げた。天晴れ。

スコセッシといえばデ・ニーロ。今はディカプリオ。ギャング・オブ・ニューヨークとアビエイターでちょっとがっかりした私だけど、この映画では素晴らしいコラボレーションを見せてくれました。ディカプリオの演技が、この映画で飛躍した感じ。彼の映画を全て見ていますが、やっぱいい役者です。この映画の役者は、皆が皆最高の演技を見せています。マット・デイモン、ボールドウィン、マーティン・シーン、そしてそして、ジャック・ニコルソン。いやー老いてなお現役のこのオヤジ。ギラギラしまくってます。アドリブの部分が多かったということだけど、さすがの貫禄。いやらしいオヤジっぷり、ギャングのオーラがビンビン伝わってきます。

そして、最近いい演技をするようになったマーク・ウォールバーグ。口を開けば汚い言葉ばかりのびっくりな役柄だけど、脇役の中でも一番の儲け役?かも。光ってました。

オープニングからタイトル・クレジットまでの部分も、まるで「グッドフェローズ」のようでしびれました。おぉ?これはすごいかも?と鳥肌の立った部分が沢山あって、久々に見ごたえのある映画を見たなぁーという感じ。 ちなみに、スコセッシで好きなのは「グッドフェローズ」と「タクシードライバー」。この2作だけでも、この監督は天才だなぁと思ってしまう。

やっぱ私はギャング映画好きだなぁ。ゴッドファーザーシリーズにマーティン・スコセッシの映画、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ。どうしようもないならず者たちばかりだけど、いつの間にか引き込まれる自分がいます。 なぜか美学を感じてしまう。

主となる部分は同じだけど、クライマックスも違うし、インファナル・アフェアとは別映画になっているので是非映画館で男達の苦悩とスコセッシの職人技を見てください。音楽も最高。
こりゃ評判いいはずだわ。

Viva Gangstar!

Note
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ マット・デイモン ジャック・ニコルソン マーティン・シーン マーク・ウォルバーグ
2006年 アメリカ

「ディパーテッド」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

2007.1.22 ★★★★☆
# by usamari | 2007-01-24 00:45 | た/な/は行の映画
ホテル・ルワンダ 【HOTEL RWANDA 】_b0033799_22352480.jpg「ナイロビの蜂」と立て続けに見た、アフリカを舞台にした映画。1994年のアフリカ。ルワンダで民族対立が原因の大量虐殺事件が発生、欧米諸国や国連の無策が被害を拡大させる中、1200人もの人々をホテルに匿い、話術と知略を武器にその命を守り抜いた一人のホテルマンの奇跡の逸話を映画化。

俗に言う「ルワンダの大虐殺」を映画化。名前は知っていたものの、詳しい内容を知らず恥ずかしい限り。こんなことが行われていて、こんな人がいたのかと改めて知ってよかった。1994年なんて、ついこの間の出来事。たった12年前に、民族同士「ナタ」で殺しあう悲劇が起きていたなんて。今でも、世界のどこかで殺し合いが続き、隣同士が殺しあう。アイルランドの内戦を描いた「麦の穂をゆらす風」を思い出した。

主人公のホテル支配人は、最初家族だけを助けようと思う。でも、大量の死体、難民を見ているうちに家族を逃がして、自分はその難民達のために残ろうと決意する。聖人でもなく、普通の人間だったというのがうまく描かれていて、彼の苦悩に共感する。

やりきれないのは、ルワンダを見捨てる国連、各国の軍隊。これがイランやイラク、サウジアラビア、石油の取れる国であれば各国はこぞって軍を送って介入するくせに、何の価値も見出せないと後は勝手に殺し合いでもやってくれ、と軍を撤退させてしまう。何のために国連はあるのか?印象に残るのは、ジャーナリストのフォアキン・フェニックスが虐殺の映像を撮り、ニュースに載せるという。それを聞いた主人公が

「よかった、これで各国が助けに来てくれる」
「来なかったら?」
「あの映像を流したら来るさ」
「あのニュースを見ても、「酷いわね」と言ってディナーを続ける。そんなもんさ」

というやりとり。これは、私を含む日本人、先進国、世界中に言えること。その通りで、だからこそ恐ろしい。

「知る」ということは大事なこと。最初、この映画は日本で公開される予定はなかったけど、各映画祭での高い評判、ドン・チードルの演技の素晴らしさを観たいと一部の映画ファンが署名してやっと実現。こういう映画はどんどん公開して、皆が「知る」べきなのに、その機会さえ失われるところでした。

「ナイロビの蜂」と「ホテル・ルワンダ」を続けて観て、アフリカの様々な問題と歴史を知って思ったことがひとつ。世界は、アフリカがこのまま貧困と混沌の国であることを望んでいるんじゃないか・・・・そのほうが、他の先進国が儲かる。世界はそういう風に出来ているんじゃないか。そんな恐ろしいことを考えてしまった。

とにかく、この2本は見てほしい。と思わせる映画でした。

Note
監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チードル ソフィー・オコネドー ホアキン・フェニックス ニック・ノルティ
2004年 イギリス/イタリア/南アフリカ

2007.1.15 ★★★★★
# by usamari | 2007-01-15 22:35 | た/な/は行の映画