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movie+music+love=maimai


by usamari
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MAROON5 @ 武道館

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お久しぶりです。

そして、去年のサマソニ以来、久々にライブに行ってきました~今をときめく?マルーンでございます。ぶっちゃけ、あまり期待をしていなかったのだけど。。。

いいじゃないか!!!

うまい。

カッコイイ。

セクシー!

曲ももちろん知っている曲が多くて、もうノリノリですよ。ビール沢山飲んだからかもしれないけど(笑)踊りまくりです。なんだろうね、もうアイドルでポップソングなんだけれども、ロック要素もあり、人を惹きつける何かがあるね。そりゃ人気出るわ。

しかも、武道館アリーナの前から6列目。マイクスタンドの真正面でした。見えすぎて、興奮して大変でした(笑)

MAROON5 @ 武道館_b0033799_1049925.jpg


やっぱりライブはいいね。生きてるって感じがするね。

正直、武道館のCOLDPLAYより良かったです。
# by usamari | 2008-03-19 10:51 | music♪

潜水服は蝶の夢を見る

潜水服は蝶の夢を見る_b0033799_16575864.jpg

「バスキア」「夜になるまえに」のジュリアン・シュナーベル監督の、超話題の最新作。カンヌや各賞を総なめ、フランス語にもかかわらず、アカデミーの監督賞などにもノミネートされています。

おすぎが褒めまくっていて、どんだけ良い映画なんだろうと見にいったのですが、、、コンディション?が悪くとても眠いときに見てしまい、実は、ちょこちょこっと寝てしまったのでした。

いやでも話はわかるし、でも、眠すぎて感情移入できなくて、集中できなかったよ。。。

映像がとにかく素晴らしくって、どうやって撮影したの?!というようなものや、大胆な構図、心象風景なんかがとても美しい。こりゃアカデミー撮影賞取るんじゃないだろうか。

バリバリの働き盛り、ELLEの編集長で人生を謳歌していた男が突然脳梗塞になり、今までの人生を失ってしまうが、植物人間状態になってみて初めて色々なことを感じ、また生きよう、と決意する物語。実話らしいです。植物人間といっても意識ははっきりしていて、人の言葉は聞こえる。でも、ただしゃべれず動けないだけ。唯一動かせる左目の瞬きだけで、意思を伝え、本を書き上げます。

アルファベットを頻出順に並べて読み上げ、その単語のところで1回瞬きをする。そうやって、文章にしていく。これは本当に気の遠くなるような作業で、周りの看護師達の努力にもただただびっくり。

「ロックト・シンドローム」という、意識が中に閉じ込められてしまう状態。まさに、肉体は潜水服を着ているように自由がきかないが、「記憶と想像力」で生きていける。蝶のように羽ばたく想像力で。

人間、自分の意思が伝わらなくて閉じ込められた状態で初めて「自己」というものと向き合って、認識できるのかもしれない。そうやって、僕は初めて目覚めた気がする。ないがしろにしていた家族、支えてくれる周りの人の大切さ。人間の生きるということの強さと、記憶や想像力の素晴らしさを教えてくれる作品です。

映像も、役者も、音楽も、ストーリーも、総てが奇跡のようにまとまっていて秀逸な作品。ほんとに集中力がなかったのが残念。。。フランス語って眠くなるね(笑)

ただ、あの映像の美しさを、また、感じたい。
# by usamari | 2008-02-11 16:58 | あ/か/さ行の映画
待望の、ティム・バートン最新作。

一言で言うと、グロくて切なくて面白かった・・・

ティムにしては珍しい、リアルな描写の復讐劇。日本に昔からあるような、普遍的な悲しいお話。

冒頭からミセス・ラベットのお店までの映像はほんっとに楽しく、御伽噺の幕開けのようなオープニング。ミュージカルだけに、「歌」に引き込まれるかどうかで面白さが変わってしまうと思うんだけど、ジョニー・デップの歌は、決してうまくはないんだけど本当に感情がこもっていて、歌がうまくて芝居の下手な役者がやるより全然よかったです。ティムが言っていたけど、クラッシックなナンバーも、ジョニーが歌うとロックのように聞こえて新しい、と。確かに。

くすくす笑ってしまう場面もあり(サシャ・バロン・コーエンなんて最高!)、美術と歌と役者が皆素晴らしく、ホラーとはいえ私は十分楽しめました。最後も美しく、悲しく、グっときましたよ。ヘレナ・ボナム・カーターが哀れ。

R-15ってそんな大げさな・・・と思ったら、本当に、ちょっとでも血が出るのがダメな方、ティム・バートンの作品を見たことがない方は楽しめないかも・・・・コスプレジョニー・デップが好きなら耐えられるかな??

途中、人を切りすぎて血がドバドバ出ているのを観て、「キル・ビル」を思い出してなぜか笑いが止まらなくなってしまった私・・・頭おかしいです。

純粋に人を愛する、ということと憎しみというのは本当に紙一重なんですね。純粋だからこそ、反動も大きく、残虐な行為さえもが美しく昇華すると勘違いしてしまうのかも。だけど、復讐は復讐しか生まず、悲劇の連鎖が続いてしまう。。。本当に悲しい物語でした。

2008.1.20 ★★★★
# by usamari | 2008-02-11 16:57 | あ/か/さ行の映画
「男はずるいロマンティスト。女は罪なリアリスト」

おぉ!その通り!
久々に、このキャッチコピーというものに惹かれた映画。

知り合いの結婚式で、10年ぶりに会った元恋人同士。初対面のようなフリをして、本音を隠しながらも徐々に昔に戻っていく二人の一夜を、じっくりと描いています。

画面は2分割で男性側・女性側の目線、昔と今の二人のシーンが交互に出てきます。ちょっとウザったい部分もあるけれど、セリフと共に出てくる昔のシーンと今のシーンの比較がなかなか面白い。彼女から見た思い出、彼から見た思い出。会話の中で、実はもっと深い二人の関係が明らかになっていきます。

今はお互いパートナーもいて幸せに暮らしているけど、でも、お互い一番忘れられなかった人。そんな相手と会ったら、どうしますか?憎しみも苦しみも、10年経てば大抵は過去になる。だから、男は忘れられなかった彼女との再会を喜び、昔の気分に戻る。でも女は現実を見ているから、ロマンチックなだけでは心は戻らない。男の無責任な無邪気さ、女の冷静さが良く出ています。

大人になると、大切なものが多くてだんだん自由がきかなくなり、恋愛さえも出来なくなっていく。何も縛るものがなく、自由に恋していた頃が一番いい思い出なのは当たり前。我慢すること、守ること、色々な事を学んで不自由になっていくんだなぁ、と実感。

ヘレナ・ボナム=カーターとアーロン・エッカートの洗練された雰囲気や、会話が絶妙でいい。ほとんどこの二人しか出てこない、ホテルの中だけの映画だけど飽きさせない演技力は見事。

本気の恋をしたことのある、大人の男女向けですね。感じるものがあるはず。

2007.7.30 ★★★☆
# by usamari | 2008-01-25 15:09 | あ/か/さ行の映画

ボビー【BOBBY】

映画館で見逃してしまった。思ったよりだいぶ良かった!!!とりあえず、テーマとキャストだけでもう見たい!度が高かったのです。

監督はあのエミリオ・エステヴェス(チャーリー・シーンの兄、マーティン・シーンの息子ね)。正直、彼にここまでの才能があるとは思わなかった。

1968年6月5日、時期アメリカ大統領候補として大きな期待を寄せられていたロバート・F・ケネディ上院議員が暗殺された。その暗殺されたホテルを舞台に、居合わせたさまざまな人々を通してアメリカの悲劇を描くグランドホテル形式のドラマ。

出てくる主要人物は20名以上、エピソード、人種も様々。選挙事務所の人々、ボランティアの若者、戦争に行くのを止めるために結婚するカップル、大物歌手とそのダンナ、浮気するホテル支配人とその妻、退職したドアマン、レストランで働く移民たち。正直、いらないなぁと思うエピソードもあるし、つなげ方が荒っぽい感じもするけど、中には当時のアメリカの情勢が見えるようなものもあり、興味深い。

キャストは実に豪華!アンソニー・ホプキンス、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、ヘザー・グレアム、ウィリアム・H・メイシー、リンジー・ローハン、イライジャ・ウッド、ローレンス・フィッシュバーン、クリスチャン・スレイター、ヘレン・ハントなどなど書ききれず。。。デミ・ムーアとシャロン・ストーンの女性ならではのシーンがとっても良かった。シャロン・ストーンの安っぽいメイクや年取った疲れ加減に、女優根性を見た気がした。(あ、デミのダンナのアシュトン・カッチャーもちらっと出ていたような)

時折、当時の実際の映像やボビーの肉声のスピーチを使ったのはとても効果的。暗殺シーンとそこにかぶさるスピーチは、涙なしでは見られません。ほんとに、ほんとに惜しい人を亡くしたんだなぁ。。。ボビーが生きていたら、大統領になっていたら、今頃こんなアメリカにはなっていなかったのかもしれない。とさえ思わせます。

ボビーが当時の小学生に語っていた内容で、「これから近い未来、N.Yはみんなが毒ガスマスクをしているかもしれない。このままで行ったら空気が汚染され、大変なことになる。車のガスの規制や環境問題が大事だ」というようなことを言っていて、空気汚染じゃないけど9.11の後、毒ガスマスクほんとにしていたよなぁ。。。とか、ボビーのスピーチの内容は、怖いくらいに先見の明があって説得力があります。

歴史ものってなんか難しそう、って思うけど、これは楽しみながら見れるのでホントお勧め。アメリカの歴史を知るためにも是非!

2007.8.15 ★★★★☆
# by usamari | 2008-01-25 15:07 | た/な/は行の映画