宇宙戦争【War of the World】
2005年 07月 11日
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ ダコタ・ファニング ティム・ロビンス ジャスティン・チャットウィン ミランダ・オットー
2005年 アメリカ
最近何かとお騒がせのトム・クルーズ×スピルバーグ監督最新作。「マイノリティ・リポート」も 良かったし、結構期待して観ました。ちなみに、「スター・ウォーズ3」初日で、映画館が激混みのでしたが、なぜか私はこっちを見ました(笑)
予告だと、何がどう地球を破壊するのか良くわからないけど、やっぱりこの手の作品は敵が見えないほうが怖い。出てきた瞬間「あぁ・・・(苦笑)」って感じですかね。スピルバーグは何でもそうだけど、見えそうで見えない!っていう演出がすごくうまい。「激突!」「E.T」「ジョーズ」、それがハラハラして良いよなぁ、と前半思いながら観てました。「アレ」が出てきちゃうと、とたんに違う映画ジャンルのになってきてしまう。もちろん最後まで飽きさせないし映像はすごく良く出来てるけど。オチも最初「??」って思ったけど、まぁアリかなぁ。
観てる途中でなぜか「サイン」を思い出してしまった。あの映画にちょっと似てる。サインは本当にごく1部の家族の話だったけど、これは地球全土の大戦争。でも、スーパーヒーロートム・クルーズはここではまったく普通の男。しかもちょっと自分勝手でイヤな奴。だから、大戦争なのになぜか話はこじんまり、トムちんの活躍はあんまり見られない。しかも結構運が良くて、都合よく生き延びる(笑)
良く出来てる映画だと思うし、普通に楽しめる。でも、でも何が気に入らないってダコタ!うざい(笑)もちろん子供だから、実際ああいう場面になったら叫んだりうるさいんだろうけどさぁ。大人びた口利いといて、次の瞬間「ギャーギャー!!!」ってうるさいうるさい。「静かにしろ!」って怒鳴ってたトムちんが演技じゃなく素に見えたよ(笑)私は元々この子が苦手だからか、妙に気になってしょうがなかった。いくつになっても前歯が抜けてるしさぁ(どうでもいい)
結果、私は「サイン」のほうが好きでしたとさ。
ちなみに、ナレーションはあの「最近なんでも出る男」モーガン・フリーマンでした。また?!この夏、彼の映画ばっかりじゃない!?ジェット・リーとの「ダニー・ザ・ドッグ」もあるしね。これでスター・ウォーズにも出てたら、完璧だったね(サミュエル・L・ジャクソン=メイス・ウィドウの代わりとか)
宇宙戦争 オフィシャルサイト
2005.7.9 ★★★
by usamari
| 2005-07-11 22:46
| あ/か/さ行の映画