華麗なる恋の舞台で【BEING JULIA】
2008年 01月 25日
アネット・ベニングがアカデミー主演女優賞にノミネートされた、傑作。いやーーーー痛快っす!!!
才能あふれる舞台女優ジュリア。キャリアも順調、夫との仲も良く、でも満たされない心、そしてまた女優として輝き始めるまでを描く大人の人生ドラマ。
40才過ぎて、容姿も衰えてきて、でも女でいたい気持ち。プライドもあって、若い子に嫉妬もするけど人には見せず、最後に自分の才能で勝負する潔さ。女性なら誰しも共感するはず。
むかーーーし見たベティ・デイヴィスの「イヴの総て」を思い出したけど、あれはもっと女性の「業」を感じて怖かった。あの時代ならああいう終わり方かなという感じだけど、これはもっと現代的。
華やかな舞台、それを取り巻く人間関係、情熱的な恋。アネット・ベニングの表情がコロコロ変わり魅力的でいて、いい年なのに10代のような恋に落ちる彼女は本当にかわいい。アメリカ人なのにイギリスのアクセントも完璧で、無駄な演技がなくて彼女が画面にいるだけで、彼女の一挙一動に目が釘付けです。アメリカン・ビューティでも思ったけど、ホントに才能ある役者だなぁ。
女性がこうやって主役を張れる映画というのは最近あまりないので、とても良かったです。後味もよく、こんな風に生きてみたい!と思わせる素敵な映画。恋を沢山して、自分の肥やしにしたくなる(笑)
ちなみに原題名は「Being Julia」。このタイトルのほうがよかったのに。いい題名だったのになーーー。これを見ると、いつでも、Being myselfでありたいと思えます。
2007.12.2 ★★★★★
才能あふれる舞台女優ジュリア。キャリアも順調、夫との仲も良く、でも満たされない心、そしてまた女優として輝き始めるまでを描く大人の人生ドラマ。
40才過ぎて、容姿も衰えてきて、でも女でいたい気持ち。プライドもあって、若い子に嫉妬もするけど人には見せず、最後に自分の才能で勝負する潔さ。女性なら誰しも共感するはず。
むかーーーし見たベティ・デイヴィスの「イヴの総て」を思い出したけど、あれはもっと女性の「業」を感じて怖かった。あの時代ならああいう終わり方かなという感じだけど、これはもっと現代的。
華やかな舞台、それを取り巻く人間関係、情熱的な恋。アネット・ベニングの表情がコロコロ変わり魅力的でいて、いい年なのに10代のような恋に落ちる彼女は本当にかわいい。アメリカ人なのにイギリスのアクセントも完璧で、無駄な演技がなくて彼女が画面にいるだけで、彼女の一挙一動に目が釘付けです。アメリカン・ビューティでも思ったけど、ホントに才能ある役者だなぁ。
女性がこうやって主役を張れる映画というのは最近あまりないので、とても良かったです。後味もよく、こんな風に生きてみたい!と思わせる素敵な映画。恋を沢山して、自分の肥やしにしたくなる(笑)
ちなみに原題名は「Being Julia」。このタイトルのほうがよかったのに。いい題名だったのになーーー。これを見ると、いつでも、Being myselfでありたいと思えます。
2007.12.2 ★★★★★
by usamari
| 2008-01-25 14:44
| あ/か/さ行の映画